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夢心地  作者: むし
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生暖かい風を感じた。

ここは海?心地よい波の音が流れてるなか私は周りを見回した。

海の上に人影が見えた。どうやら誰かを探しているみたいだった。よく見たらそれは夏帆だった。夏帆とわかった瞬間私は大きな声で夏帆を呼んだ。夏帆は私に気づくなり笑顔で私に駆け寄ってきた。

それから2人で先の見えない長い長い浜辺を歩いた。周りにはなにもなく見えるのはただの地球の丸さと穏やかな波だけだった。

しばらくしても夏帆はなにも話してくれないから、私が「夏帆がもし退院して元気になったら行きたいところ考えているんだけど、夏帆はどこか行きたいところある?」と聞いた。夏帆はその質問に答えるわけでもなく笑顔でただ「うん」と相槌をするだけだった。その後も食べたいのある?とか何個か質問をしたけど答えてはくれなかった。

気がつくと周辺は暗くなっており、今だにどこにつくかもわからない浜辺を歩いていた。すると夏帆が急に歩くのをやめて立ち止まった。


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