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③
そんな日がずっと続けばいいと思い、きっとこんななんて事のない日常が幸せなんだろうなとか呑気なことを考えていたある日。
夏帆は事故にあった。
私は事故現場にはいなかったため、夏帆が搬送された病院についたころの夏帆は手術室の中だった。手術は終わりなんとか命を繋ぐことができ幸い死には至らなかったが昏睡状態のままだった。いつも隣にいた人がたくさんの管に繋がり眠っているのをみた瞬間私は怖くなった。
もう2度と目を覚さないんじゃないかと恐怖に落ち、私は泣き崩れた。
その日はどうやって帰ったかも覚えてなく気づいたら自分の部屋にいた。
そのくらいショックが大きかったのだ。