表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢心地  作者: むし
15/15

15



夏帆はまだ死んでないのにドナーに出す?なぜ?どうして?死んでないのに殺すのか?それが親の所業か?一瞬でたくさんの疑問が頭の中を埋めた。

私が色々考えて納得してないのを察したのか、私を説得させるかのように「夏帆は目覚める可能性がとても低いとお医者様に言われたの。それだったらずっと眠っているんじゃなくて、誰かのところで元気に生きててほしいって思ったの。」

そんなことをして納得できるわけがなかった。どうしてそんな選択になったのか到底理解できず、苛立ち通りすぎて声にならなかったが、必死に抵抗しようと、振り絞った声で「いやです。」と震えながら、相手を睨みつけながら言った。

その行動に夏帆の両親は怒るのではなく、私を抱きしめて「ごめんなさい。でももう決めたことなの。あの子仲良くしてくれありがとう。」と泣きながら言った。

そして私は泣き崩れながら思った。

どんなに仲が良くても、私は夏帆の家族でもなければ姉妹でもない、ましては双子なんかじゃなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ