僕の現実
あなたはこの文章に出会い
幸福になることも
不幸になることも
無い
例えば僕は
精神病がある
おかげで体力がない
生活保護をもらって
生活している
市役所の担当の人は
僕に言う
作業所で良いから
働く練習をしなさい
いやいや
待って
僕はちゃんと働いている
小説を書くこと
それが僕の仕事です
担当の方は言う
小説を書いて
お金を稼いでいるのですか?
お金を稼がなければ
仕事とは言えないのでは無いですか?
質疑応答は延々と繰り返し
担当の方は納得してくれない
確かにそりゃあ
僕の小説の一日のPV数は
平均40ぐらいだ
でも
このぐらいで
満足
今は
小説を書くための
筋力をつけるために
毎日マラソン
の気分で書いてます
小説を読む方に
タノシミンと
オモシロミンと
カナシミンと
イカリラリンの
脳内物質を分泌させるための
文章を
修行中です
いつか小説で
お金を稼ぐ
そのために毎日を費やすことは
職業訓練校に行くのと
何が違うのだろう
また
生活保護について
生護を受けることは
恥でも罪でも
ない
国の制度
なのだから
小説で
お金を貰えない時も
貰える時も
小説を自分の仕事と決め
邁進する
継続する
それが
僕の現実