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怒りの力(パワー)

第二話「怒りのパワー


「どんなことをしても俺にはかなわんよ!」

ジェブは余裕のある表情をしている。

「はーっ!!!」

ヒーターは炎のまとわりついた拳でジェブに向かう。

「ほぉー!能力者か!!しかし、炎じゃ俺には勝てねーぞ!!」

ジェブは手に多くの水をためる。ジェブは能力者で水の力の使い手である。

「水流壁!!」

ジェブは水のたまった手を地面につく。地面から水が壁となり出現する。水の壁はヒーターの炎の拳に当てられる。

「くっ!!水の力!!」

「そーだ!!俺は水の力の能力者。そして、お前は炎。お前の弱点は俺だ~!!」

ヒーターの炎はジェブの水によって完全にかきけされた。いつのまにかヒーターは四方を水で囲まれていた。

「しねー!!逆流壁!!!」

「ぐぁーー!!!」

ヒーターは四方から水に襲われて水の中に消え姿が見えなくなった。

「ん??生き残りか!?」

ジェブは視界に入ったチュオンへ向かって水の球を投げ飛ばす。チュオンはその場から動かない。

「バァーン!!!!!」

なんと、水の球は爆弾系であった。煙の中からはチュオンの姿はない。

「フハハハハハハ!!跡形もなく消えたか!!」

すると一瞬ものすごい気配を感じて煙の上がっている場所から少し離れたところを見る。

「な、なんだと!?水にのみ込まれたはず!?」

「危なかったぜ!!勝負はこれからだぜ!!」

ヒーターは炎を拳だけでなくからだ全体にまといジェブのもとに走っていく。

「くらえっ!!」

ヒーターは横へ一回回転し体の炎を大きな竜巻に変えた!炎をまとった竜巻だ!

「フハハハハハハ!!言ったであろう!炎じゃ水には勝てねーと!!」

ジェブも同じように横に一回回転し水の竜巻を作り出すとヒーターへと放り飛ばした!

「灰となれ!フハハハハハハ!!」

ヒーターは体の炎をすべて体内に戻す。

「まだまだ、終わってねーぞ!!」

ヒーターの炎の竜巻はジェブの水の竜巻にかきけされた。そして、水の竜巻はヒーターへとむかう。ヒーターも自ら水の竜巻へ炎を出さずにむかう。

「無念!ついには命を捨てに来たか。」

そして、ヒーターは水の竜巻の中に入り込む。

「ジェブってやろう知ってるか!確かに炎は水に弱い!でもなぁ…炎を使ってないときは水なんて効かねーんだよ!!」

ヒーターは力ずくで水の竜巻の回転を逆にする。

「回速・炎来斬!!」

竜巻の回転を利用して竜巻をぬけその回転で早さを増加させると再び炎をだし拳にたくしてジェブを殴り飛ばした!

「ぐがっ…」

ぶっとぶジェブに自分の投げた水の竜巻がぶつかりジェブは気絶した。

「す、すごい!」

「ふぅ、チュオンどの、無事で何よりです!」

その後、ジェブは政府に連行された。

そして、ヒーターは地に横になり体を休めた。


つづく

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