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番外編2:うしゃるたんのひみちゅ

本編では語らない(かもしれない)ウサルの秘密(?)


 【うしゃるたん】

 「うしゃるたんはね、しゅごく、やしゃしいの! でね、かっこよくてふわふわで、いちゅもいっしょにいちぇくれるの! そいでにぇ、ちゅよいし、おしょらもとべるし、しゅごいんだよ! だーいしゅき!」


 主人公がミミルとコミュニケーションを取るために最初に作った分身。

 ミミルとはいつでもいっしょ、どこでもいっしょ。

 当初は猫と同体積程度に過ぎなかったが、巨大化を覚えてサイズ変更が可能となり、ミミルや他の子どもを乗せて動けるようになった(こっそりサイズを小さくする方向への変化も覚えてミミルの頭に乗ったりもしている)。

 主人公が可能な事はほとんどが出来る。

 最近ではマットになったりパンチ練習の的になったりと変形での活躍が目立つ。

 ミミルにとってはおともだちであり、保護者。

 誰よりも懐いている相手なので、時折主人公の嫉妬に曝される。



 【2ごうしゃん】

 「2ごうしゃんはおみみがあかいの! うしゃるたんしょっくりなんだよ! しょいでね、へんしんできゆの! 『とう!』っておしょらにじゃんぷして、くるくるくるってまわるとへんしんだよ! しゅごいでしょ!」


 常にミミルの側に居るウサルや本体に代わって、ミミルから離れて何かをするために生み出された。

 ウサル外見の場合「僕」口調であるという縛りがあるので、本体が表に出て話す場合、ブラックウサルの「マサギ」形態となる。

 「マサギ」の時は「俺」口調。

 「マサギ」は唯一の本体と同じ性格の分身であり、ガーデオや田中さんと会話をしているのもほぼこの形態。

 冒険者としても活動しており、異名は「漆黒の魔獣」。

 それを聞いた本体が悶えたり、痒がったりした。


 

 【3ごうしゃん】

 「3ごうしゃんはね、カメラマンなの! あかとみどりとしろなの! ぱしゃぱしゃって、おしゃしんをとってくれゆの! ミミルもいっぱいおしゃしんもらったよ! しゅごいでしょ!」


 ガーデオからカメラをゲットした本体が、ミミル撮影用に作り上げた分身。

 ミミル専属カメラマン。

 いつでもいっしょ、どこでもいっしょ2号。

 撮った写真を自身をスクリーンにして拡大したり、プリントアウトしたり出来る、半分魔道具化した存在でもある。

 その性格上傍観者であり、話にはあまり絡まない。

 敢えて名づけるなら「カメル(カメラ+ウサル)」。



 【4ごうしゃん】

 「4ごうしゃんはにぇ、おっきいの! がるばんしゃんみたいだよ! かたぐるまとかしちぇくれゆと、しゅごくたかいの! あとちからもち! 4ごうしゃんもちゅよいでしゅよ!」


 早朝に田中さんの襲撃を受けた本体が怒りのまま作り上げた分身。

 つまりは「田中さん凹り用ウサル」であったが、なんとなくそのまま活用。

 紺色のウサルの下に人間の筋肉質な体が付いた異様な外見であるが、この世界ではごく普通に受け入れられている。

 喋るとウサルなので「僕」口調なのだが、無口、ポージングキャラで通している。

 2号とコンビで冒険者をしており、異名は「紺色の悪夢」。

 「うん、悪夢(「僕とビルドアップしてマッスルになってよ!」とか)に出て来そうな外見だよな」と本体は納得している。

 敢えて名づけるなら「マスル(マッスル+ウサル)」。



 【いぬるしゃん】

 「いぬるしゃんはにぇえ、わんわんだよ! ふかふかで、ふわふわで、もしゃもしゃなの! ぺろぺろ、くしゅぐったいけどかわいいんだよ! しょれにミミルをのしぇておしゃんぽできゆの!」


 シルバー君のお父さんから精霊の加護を貰ってしまい「本体(つまりミミルの髪部分)」から狼の耳が出るのを防ぐ為に、加護を分身にまとめて押し込んだために誕生した5号。

 精霊の加護を無理矢理押し込めたため、本体の完全な制御下には無く、犬(狼)っぽい振る舞いを見せる。

 外見も従来のウサルタイプと異なり、手足、尻尾、牙、爪などを持つ。

 鳴き声はあげられても喋れない。

 「イヌル」はミミルによる命名。

 本来は狼なのだが、ミミルが「わんわん」と言っているので「犬でいっか」となっている。

 加護持ちというか加護の塊なので魔法が使えるかもしれないが、その辺、本体でも把握出来てない。


 

 ◆

 ◆



【冒険者としての2号と4号】

 2号と4号が「さん付け」で呼ばれるのはマサギ形態での2号の口調と、4号の外見によるもの。

 二人の冒険者ランクは中級者に達しない初級者レベルだが、「2号さんと4号さんだし」とランク上のモンスターを「ついでに」狩って来ても当然視されている。

 ダンジョン走破タイムトライアルは歴代5位と6位。

 こいつら以上のスピードが4人も居たということに主人公たちの住む街の歴史と、この世界での冒険者たちの質の高さが窺える。

 こいつら以上だったということで、その4人はそれまで以上に尊敬されるようになったとか。


 基本的に来るものは拒まずで、誰かの誘いがあればパーティに参加しているため、冒険者としての顔は広い。

 なんとか正式パーティにと思っている者も多数居る模様。


 ポジションとしては両者とも前衛。

 特に4号はモンスターの攻撃等をそのまま受け止めてぶちのめすパワータイプ。

 通常なら即死ダメージの攻撃すら平然と受け止めるのでパーティを組んだ冒険者はたいてい驚くが、4号がポージングをして見せると皆なぜか納得する。



ネタとしては2号のクロックアップとか、4号のキャストオフとかもやってはみたいんですけどね

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