表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

1

初めて小説を公の場に投稿するので、色々と分かりにくかったり、読みにくいところがあると思います。

どうぞアドバイスや感想をよろしくお願いします。

私は、遺書を書いていた。

夕暮れ時、カーテンの隙間から入ってくる光が机の上を赤く染めている。

時々ペン先が震えた。私はまだこのセカイに未練があるのだろう。

――何の救いもないこのセカイに?

しかし、私は一度も書くのをやめなかった。

『――さようなら』

最後に別れの言葉を綴って、私はペンを置き、丁寧に手紙を畳んで封筒に入れた。

ゆっくり立ち上がり、椅子に上り、天井に付いている電灯にロープを縛り付ける。

そのまま、首に縄をかけた。

「バイバイ、私の人生」

目を閉じて椅子を蹴る。


「やめろ――!!」


私しかいないはずの部屋に、知らない少年の声が響いた。

私がびくっとした拍子にロープは切れ、私は無様に床に倒れた。

「いった……誰よ?私は死にたいの、邪魔しないでッ!」

死のうとした所を誰かに邪魔されて、私はヒステリーを起こした。

「ちょっと誰!?出てきなさいよッ!」

「……オレだ」

誰ともなしに叫んだ私の声に応えたのは、

妖精、だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ