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送信者

音信不通状態であった彼女から『件名・さよなら』と書かれたメールが届いた。

僕は若干戸惑いながら彼女のメールを開いた。

 メールに本文は無く、動画が貼り付けられていた。

 映像の中で彼女は笑っていた。そして口の端を持ち上げたその表情のまま、彼女は自らの頸動脈を切り裂いたのだ。

 赤い鮮血が細い首から噴出する。そこで映像は終わった。

 僕は携帯を持ったまましばし呆然としていた。彼女が死んだ。おそらく即死だ。

 そしてそのことに気づいて僕は恐怖心にも勝るある疑惑の念を抱くのだった…。

 完

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