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気軽に救世主

作者: 薄氷

『今、この時期は誰しもが救世主になります』

 ここ最近は、何とか令が発令された影響なのか、人通りの少なさで寂しい光景が続きますね。最近徒歩一分圏内のコンビニや小型スーパーに行くことしか外出することをしていないでずっと自宅でできることをし続けています。と、言いましても普段よりも睡眠時間を増やしたり、自分のやれなかった事にチャレンジする時間をつくったり、(ゲームする時間を増やしたり)等々いろいろと時間をつぶすというか、ちゃんとこの時間を大切にしていきたいと思いながら毎日を過ごしています。こんな時期ですが一人ひとりが無意識に誰かの命を毎日救っているという事実を想いながら生きてほしいですね。


 『自粛』という単語を聞かない日がないこの世の中、『テレワーク』という新しい勤務形態が登場する一方で、『テレワーク』に適応できない企業やそもそも『テレワーク』をすることが不可能な人はこの緊急事態に出なければいけないという状況、さらに言えばそのまま休みにされること、仕事を減らされることによって給料が減ってしまうことに気がめいってしまうでしょう。さらに言えばお店側の経営者はもっと大変です。そもそもこの状況で一足が減るわけですから、お店の経営も難しくなっていくでしょう。実際に私の親族にお店を経営している方がいらっしゃるので、お話を聞いてみたのですが、そもそも店舗を構えている施設が、影響を受けてしまってしまったために閉じてしまっているため、そもそも店を開くことができないといっていました。仕事が減るだけならば収入が減るだけで済むのですが、そもそも店が営業できないということは収入が“ゼロ”ですからね。そんな状況がいつまで続くかわからないのでは、それは気がめいってしまうでしょう。


 ですがそんな時、そんな時だからこそ、さっき自分が書いた言葉を想いながらこの日常を生きてほしいのです。


『誰しもが救世主になれる時間』


 今はそんな状況なのです。ボランティアなんてそんな素晴らしい考えを持っている人間しかできないし、お金がもらえない労働なんてしないと、思って居るそこのあなたでさえ、【今、家にいるだけ】で誰かを救うことができるのです。これはいわば“なにもしなくても”ボランティア活動を行っているととらえても良いのではないでしょうか。


 自分は何もしていないわけではないということを今思いながら生活をしてほしいのです。そうすれば、少しは生活に豊かさというか、どうすればよいのだろうかと考える、考えすぎてしまうことは減るのではないでしょうか。こういう自分には得体のしれないものの影響によって自分の生活が脅かされていると、長く考えながら生活していると疲れてしまいます。そんなときに、自分は“救世主”なんだ!!!と見栄を張って生活するのも良いのでは?


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