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「5月の迷路」
あなたは今、黙ろうとしていた
頼んだルートビアを独り占めしようとするために
ついでに来たジンジャービールも同じでしょう?
そうやってあなたは、また恥をかいて
深夜のユニットバスで、反省会を行う
私は気にしていないのに
あなたはまるで、余計な森
ゴミ箱を思いっきり蹴られた記憶にまだ囚われてる
誰も座らない椅子に当たった、もう10年前の話
そうやってあなたは、まだ恥をかいて
ホテルのベッドの上で、反省会を行う
誰も気にしていないのに
そうやってしまうあなたに対して
私は、一つの結論を下しました
あなたはきっと、迷路の中
澄んだ空の下、暗闇を彷徨っている
涼やかな風に焦らされている
そこは5月の迷路だから
あなたは今も、新緑の中
高い岩壁に紛れ、目的地を探している
夏の予感に惑わされている
そこは5月の迷路だから




