*第6話*
「ん・・・ふっ・・・」
「美原、大丈夫か?」
「・・・先・・・輩・・・」
先輩の声にうっすらと目をあける。
その目の前には先輩がいた。
「わっわっわ・・・」
あたしは急いで起き上がった。
おきていきなりあの顔があったら
誰だってびっくりすると思う・・・。
「ちょい、じっとしてろ」
そういうと先輩はあたしの頬に手を添えた。
「まだ熱あるな・・・熱い?寒い?」
「あ、えと、あ、や、う・・えと・・・
さむ、さささむいです・・・」
何だ。この言葉。
宇宙人か!あたしは!
「じゃあ、布団一枚追加してくるわ。」
「あ、いやいいです!大丈夫です!帰ります!」
あたしは急いで起き上がり
ベットから下りた。
と・・・そのとき、あたしは体の力が抜てしまった。
「わ・・・」
「っと。まだ起きんな。ほら」
抱えられたまま、口に体温計をつっこまれ
あたしはなにもいえない状態になった。
「ん・・・」
すぐに抜かれ先輩はあきれた顔で
「38.5℃。こんなんで帰れるか。あほ」
「・・・ごめんなさい・・・」
「わかればいいんだよ、ほら、寝てろ」
先輩はあたしのあたまをかき回して
違う部屋に消えていった。
「・・・・んー・・・?」
あたしが目を覚ましたときには
部屋から物音もしなくて不気味だった。
ふと、手に体温を感じると思ってみると
あたしの手の上に先輩の手が重なっていて
先輩はベットに突っぷして寝ていた。
あたしはその寝顔に見とれてるわけで・・・
「先輩・・・かっこいい・・・」
あたしは先輩の髪の撫ぜて
先輩の笑顔で癒されていた。
「ん・・・美原・・・?」
「わわっ!は、はい!」
「起きたか・・・大丈夫か?」
「え、あ、はい!まだ少しだるいですけど大丈夫です」
「そっか、じゃあまだ横になってろ。」
「いや、でも・・・」
「いいから。会長、毎日6時間目から8時過ぎまで
ぶっ通しでやってたんだろ?
そりゃ、体も壊すってーの」
「・・・すみません」
「まぁ、これからは気をつけること。
今度からは俺がちょいちょい呼んでやるよ」
「い、いやでも・・・」
「会長の事を考えての話。ほーら、横になって」
「・・・先輩どこで寝るんですか。」
「俺ソファーで寝るから大丈夫」
「風邪引きますよ」
「じゃあ、会長のベットにはいってもいい?」
「/////////な・・・?!」
「ま、かいちょーが寝付いた頃に欲があれば
はいろっかな。」
「なっ・・・」
「はいはい、とりあえずおやすみー」
布団をかけられ、半強制的に
あたしは横になった。