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絶望勇者と私の後半戦  作者: 川井田ナツナ


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5/8

5-1:三ヶ月??!!

 次の瞬間、フッと身体が軽くなった。

 私を抱きかかえたビシオンは逃げるべきルートを知っているかのように、迷宮内を右へ左へと駆ける。


「ん~やはり、ミノタウロスのクエストは美味しくないな。そもそも……実際にはウサギリス含め、二体を攻略しないといけないのが面倒くさい。まずはあの時計をどうするか……あぁダルい」


 私を抱えながら、独り言のように呟く彼の顔は今にも帰りたそうだ。

 

「何よビシオン! あんた勇者なんでしょ!? あんな牛人間なんか、ちゃっちゃーって倒してよ」


「おいおい、勇者だからってそんな簡単に行くかよ! 絵本やおとぎ話じゃあるまいし。こっちは三ヶ月かけて仕留めるつもりなんだぞ?!」


「さ、三ヶ月??!!」


(なんと……)


 頭が理解出来なかった。

 これは文通だけでやり取りした弊害なのかもしれない。


 一方的に「ミノタウロスのクエスト受注したから一緒行こー!」と送った私も悪いが、「任せとけいっ!」と(私が知っている前提で)了承した彼にも問題がある。


 しかしながら、足を踏み入れてしまったダンジョン。ここを抜け出すには、エリアボスであるミノタウロスを倒すか体の一部を捧げるかしか脱出する方法はない。


 長い髪は切って間もないし、かと言って腕を引きちぎられるなんて……もっとごめんだ。

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