プロローグ
え~~北の王編です。本編を読まないと・・分からないかもしれません。まぁ、読んでくださってる人は、分かると思いますが・・どうぞ~~。
「ま、待ってください」
ハァ・・・ハァ・・・と息を切らせながら坂を登っていく
「 」
はるか先から叱咤をうける
「仕方ないじゃないですか・・・こんな坂・・疲れないほうがおかしいですよ」
「 」
「分かってますよ・・・そのおかげでこの景色が見られるのですからね・・・感謝してますよ」
目の前には、壮大な大自然が広がっている。
この森の先にそびえる山こそ・・・ドルーン山脈だ
もうすぐ、あの山から太陽が顔を出すだろう
「 」
「・・・精霊たちを感じるようです・・・見ていますね」
「 」
「そうですよ・・・アートス神は唯一神らしいですけどね・・・」
「 」
と何やら怒ったような声色だった
「はぁ~~・・・また・・そんな無茶をいう・・・・」
「 」
「自分にできる事なんて、限られてますからね・・・・・その中でどれだけのうまく立ち回れるかが重要だと思います」
「 」
相手から不機嫌な気配が漂ってくる、それを敏感に感じ取る
「・・・・・何か間違っているでしょうか?自分はそのように生きるのが一番効率的だと思いますよ」
「 」
「え?」
「 !!」
何故だか分からない・・・自分の言ってる事は論理的なはずだ・・・それに比べてなんと感情的な事か・・・でも・・・・自分が間違っているように感じてしまうのだ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・分かりましたよ
・・・・・・・・・・見せてやろうじゃないですか!!」
「 になれ!!」
その時・・・・山の頂上から太陽が見え始め・・・・・まわりを光に包んだ
まぁ・・次からが本編みたいなもんです