その2 ボストン茶会事件
ボストン茶会事件 アメリカの独立運動のきっかけの一つ
ボストン茶会事件
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アメリカの独立戦争のきっかけとなった大事件の一つです
英国やフランスは 各地で勢力争いをも兼ねた植民地争いを繰り返していた
1763年 パリ条約で英国は カナダとルイジアナを獲得しますが
しかし莫大な戦費が発生 英国は戦費の一部を植民地から
徴収しようと試みます
この中の一つが茶税でありました
(タウンゼント諸法・他にも撤廃されましたが印紙税などもありました)
茶税を逃れようと オランダ商人から密輸入していましたが
それを禁止
茶(紅茶)を取り扱う 英国の支配化にある東インド会社から購入するように
強制しましたが
アメリカ側は港からの荷揚げを許さないなどの事態に発展
アメリカの植民地の人間は英国の議会に代表者を送る権利がなかったので
余計 英国本国に反発を覚えておりました
(代表無くして課税なし!と言ってました)
茶の荷物 茶箱は 船の中で そのままの状態保管され
と 状況は停滞しましたが
市民の一部が蜂起
「ボストン港をテイー・ポットにする」と言いながら
停泊する船から300個以上あった茶箱を海に投げ捨てました
騒ぎを聞きつけて駆け付けた 他の市民もそれに加わりました
大きな損害が発生したので 対抗手段として
英国の政府は 翌年には ボストン港の閉鎖にマサセチューセッツの自治剥奪
兵士を常駐させる事となりました
アメリカ側は各州(当時あった13のうちジョージア州を除く12州)と大陸会議を行い
本国・英国の植民地における立憲を否定 英国との経済断絶を決議しました
次の年の4月にボストン郊外のレキシントンとコンコードで
戦闘開始 これは独立戦争の幕開けとなるのでした
戦いの間 植民地側は2回目の会議を開催
ワシントン(初代大統領)が総司令官となります