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11話

のんびり不定期連載です

「ガッハハハハハ!偉そうに登場した割には残念な結果になったな王子様よ」


 不意に大声で笑いだしたのはギルド内に併設されている酒場で飲んでいた冒険者だった。まぁずいぶんと大きな声で語っていましたものね


「今の神託、原因はお前か?」


 とうとうギルドマスターまで出てきてしまいました。 これは面倒ごとに巻き込まれる前に宿に帰った方が得策でしょうね


「それでは私はこれで、明日また迷宮に入ってきますのでお願いしますね」

「あっ おいちょっと待て!」


 ギルドマスターが何か叫んでいますが聞こえません。 もう公爵令嬢ではないので人前で走ってもはしたないと怒られる心配もありませんのでダッシュで行きましょうそうしましょう



 朝です さすがは高級宿、昨日の夕食時にギルドマスターが宿に特攻かけて来ていましたが、見事にシャットアウトしてくれたようです。感謝感謝

 第3王子殿下、確かジルバート様でしたね あれからどうしたのでしょうね。 国に帰れば吊るし上げにされるんじゃないですかね まぁ他人事ですけど

 しかし昨日の神託…絶妙なタイミングでしたね。本当にずっと見守られているのでしょうか、これはヘタな事は本当に出来ませんね。 可愛い女の子を口説いて百合展開をっと考えていましたが、これは無理でしょうか。残念無念


 まぁともかく、朝食を頂いて迷宮に入りましょう。 昨日は調子に乗りすぎてビームライフルしか使いませんでしたからね、今日はライト○イバーをメインで戦ってみましょうか




ガーナ王国王宮内 神託の直後


「一体どういう事だ! 急を要するから宮廷魔術師を集めて馬にまで身体強化をかけてやったというのに、ジルバートの奴め…この国を滅ぼすつもりか! 急いでフェブリー公爵を呼んでまいれ、加護を失ってしまったからには どんな手を使ってでもアリシア嬢には この国にいてもらわなければいかん、さすがに父親から説得されれば帰ってくるだろう」

「はっ」


 玉座に座りながらも 顔を真っ赤に染め上げて怒鳴り散らす国王。 神託の後 試してみたが確かに魔法が使えなくなっていた。 普段気にもならない王冠が急に重くなったようだ


「陛下、どうしてこうなってしまったのでしょう。全てはマリーとかいう男爵令嬢のせいでしょうか」

「確かにそうだな、あの者のくだらぬ策略のせいでアリシアはこの国を出て行ってしまったのだ。 地下牢で処刑待ちだったはずだ 許せんから公開処刑に切り替えよう。 民の意識をずらさないと 今謀反を起こされたら対処できん」

「そのように手配します」


 そういうと王妃は玉座の間を出ていった


 神託の直後から王都内は随分と騒がしくなっていた、 当然ではあるが 創造神フローラの愛し子に対する仕打ちを 創造神自ら暴露し、罰を与えたのだ 騒がない方がおかしい状況である

王太子による婚約破棄事件は目撃者が多すぎたため、隠蔽工作は不可能だったので この話もすでに市井に伝わってしまっていたため、王家への信頼度は落ちる所まで落ちた…という状況になった


「これは本当にまずい事になったな、加護を失ったのが王侯貴族のみ 平民の加護は残っているから暴動でも起こされたら命に関わる。 こうなったら男爵令嬢だけでなく第1王子も重罪人として表に出すしかないかもしれぬな」


 国王は自らの保身のために、息子ですら道具として扱う事を決めたのだった




迷宮都市タライ

ライト○ーバーを振り回しつつ進み、すでに15階まで来ていた。 そして…悩んでいた


「はぁ…最初は確かに楽しかったんですが、飽きてしまいましたね。 どうやら私には迷宮探索と言うのは合わない…という事がわかりました。 今15階層ですから、戻るべきか進んで転移魔法陣を使うべきか…どうしましょう。 迷宮内部は外とは違う空間みたいですし、転移魔法が効かないおそれがあるんですよね。 どこに飛ばされるかわからないので迂闊に使うわけにいきませんし、本当にどうしましょう」


 魔法障壁を張って座り込み、果物をシャリシャリと齧りながら考える

うーむ、やはり迷宮内での転移魔法は危険なので止めましょう。 となると、進むか戻るか…ですが 前に進みますか!倒れるなら前のめりと言いますからね! こうなったらビームライフルをフル活用して、極力戦闘時間を減らし 移動に力を割きましょうか


 ごっくん

 果物を飲み込み、休憩を終わらせて探知魔法を展開。 サーチ&デストロイ作戦で歩く足を止めないよう進むことにしました

現状の魔法文明ではあり得ないほどの精度を誇る探知魔法だが、都合よく階段を見つけることは出来ないので 身体強化を併用した高機動による強硬策しか思いつきません、高速移動しつつ察知した魔物にビームライフルで先制攻撃 それが他の冒険者じゃない事を祈ってしまいます


 夕方5時 ゴリ押し攻略の賜物か、やっとの事で20階層のゲートキーパーの部屋に辿り着きました


「さて、10階のボスだったオークジェネラル? それが普通に現れる雑魚敵だったので、きっとここのボスはオークロードというやつですよね? きっと高級食材のはずです、 持って帰って受付嬢さんにお味の方を伺ってみましょう。 いざ!」


 部屋に飛び込むと 予想通り頭に王冠をかぶったオーク そして5頭のオークジェネラルがそこにいました


「バンババーン!」


 ビームライフル乱射、そして戦闘終了。 今回は5秒もかかりませんでしたね


「フフフ… やはり私の考えた魔法、ビームライフルは強いですね」


 自己満足に浸りながらオークを収納

 それにしても ゲームや小説だとこういった迷宮やダンジョンで、ボスを倒すと宝箱があったりするんですけど… 実際には無いんですね。 この迷宮で宝箱は一度も見ていませんし なんだかがっかりです


 早く戻ってお風呂に夕食、ささっと転移魔法陣を解放して地上階まで戻ります。 昨日逃げてしまった件でギルドに行くと余計な時間がかかりそうなので、真っ直ぐ宿屋に向かいます。 ギルドは明日でいいでしょう きっと…多分

 すでに空は薄暗くなっています、良い子は帰る時間ですね。 宿屋で出る夕食に思いを馳せながらズンズンと歩みを進めていくと、 宿屋の前に人が立っていますね。 アレは… あの制服はギルドの職員ですか? 受付嬢さんではないですか!まさかの待ち伏せでしたか どうしましょう… あっ気づかれた!

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― 新着の感想 ―
[一言] TS作品求めて見に来ましたが、TS要素が薄くて残念です。 まぁ勝手に期待してナニイッテンダーって話ですが… 執筆頑張ってください。
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