第四章:知らない人に話かけられたら、全力で無視しよう。
キャラクターデータベース
[ミユキ]
メンバーでゆいつの眼鏡っ娘
得意魔法系統:風魔法
性格:天才だが少しドジッ子
B84W59H85
年齢:25歳
身長:171
趣味:読書
特技:本の暗記
深い森を脱けると…
「わ〜、綺麗!」
アヤは声を漏らした。
そこは、一面が雛菊に覆われてあた。
雛菊調査に行く事になったサキ達は、情報を元にこの場所を探しだした。
そして、今にいたる。
「あら、お客さん?」
誰もいない、雛菊園で透き通るような、麗しい声が聞こえる。
「貴方は…誰?」
サクヤが反射的に言返しす。
「私?、さぁ〜、誰でしょうね?」
謎の声が淡々と聞こえる。
「もぉー、とっとと出てきなさーい!」
今日の朝、楽しみにしていた、マグロを魚に取られたうえ、ごはんを焚くのを忘れていて、今日は朝ご飯を食べていないサキがイライラしながら言った。
「まぁ、そんなにイライラしなさんなって!」
この言葉と共に、辺りが静まり返った。
と、
「なっ、何!」
周りの木達が急に揺れだした。そして、奇妙なメロディーまで流れ出した。
「ピアノ?」
ミユキの言った通り、メロディーの正体はピアノであった。曲名『血の紅にそまる兎』(この世界でだいぶ前に作られた曲で、音階が外れすぎていて聞く者を不快にする)そのメロディーは、聞く者の頭に直接入り込むような感じだ。
「あっ、あぁぁぁー!」
急にユキが叫びだした。頭を抱えている。
「ユキ、どうした!」
キリノがユキを気遣った。
「ユキさんは、水の魔法使いさんなのね。」
謎の声が大きくなった。
「間違いない。近ずいて来ている。」
レイミが気付いたが…
バタ!
ユキが倒れた。
「ちょっと、貴方は何者!」
サクヤがキレた。
「私?、私は、裁曇寺千亜樹」
また声が大きくなった。
「風が早い、キリノ逃げて!」
ミユキの一言に反射的に逃げた。
サッ
服に切れ目が入る。
「ありがと…」
「サキ逃げて!」
キリノの声は、ミユキによって消された。
サキも反射的に逃げた。
皆の目の前に綺麗な少女が現れた。
「貴方は…」
ミユキは知っているように答えた。
感想よろしく