第二章:ボロアパしょうじょーず
キャラクターデータベース
[キリノ]
ちょとかわいい系の元気な子
得意魔法系統:光系魔法
性格:あかるい
B84W60H85
年齢:24歳
身長:160
趣味:ゴルフ
特技:ゴルフ
「そんな…おばあちゃんが…」
あまりのショックで、いつもの音痴な歌もでてこなかった。
コンコン
ノックの音がする。
コンコン
サキは全然きずいていない。
「ごめんくださーい。」
ようやくきずいたようだ。
「はい、今出ます。」
流していた涙を必死でこらえた。
「すいません。気が付かなかったもので…」
ドワを開けると、そこには、新入居者7人組みがたっていた。
「知ってますよ。」
その言葉にサキは意味がわからず。疑問符を頭に浮かべた。
「今、何時ですか?」
「えっ5時半…」
違った。
「もっ、もう7時!」
「ええ、いやーパーティーのために、みんなで5時半に来たんですけど、なんか鳴き声が聞こえたので、聞いてみると…」
「えっ聞こえてたんですか!」
「まぁ…」
「………」
「すいません、今すぐ、パーティーしますね。」
「いや…無理しないでください。」
「私たち7人は仕事でここに来たんです。」
「は?」
「結界については、私達は予想してたんです。」
「あのー、意味がわかりませんが…」
「実は、1ヶ月前に『TENSIーD』が復活したんです。」
「『テンシーD』…。」
「それって、千年前になんたらのあれですか?」
「そうです。」
『TENSIーD』について、皆さんに説明いたしましょう。TENSIとはローマ字読みです。天使のことです。Dは堕。つまり、堕天使のことです。まぁこいつは、千年前にこの地で数々の殺人を犯し、次元追放を食らったやつです。次元追放は、その名の通り、別次元へと追放されることです。普通は99.99%脱出不可能なのですが、何かの拍子に0.01%の何かが発生して、復活したのでしょう。
「そして、今度は復讐に来たのでしょう。」
「あのー天使の復活と、この地へ来ることに何の関係が?」
「堕天使よ、来たれし時は、雛菊を。」
「それ、有名な俳句ですよね。」
「この地域の特有花は?」
「雛菊!」
「この地域が堕天使の出現に何らかの関わりをもっているの。」
「ちなみに、私達は、今日会ったばかりだから。」
今のは全部レイが喋った言葉です。よくこんな長々と演説気どりができたものだ。たぶん最後のはボケなのだろうが、実質のところ本人に聞かないとわからない。
「その事について解明したら、おばあちゃんは治るの?」
「たぶん…断言はできないけど。」
「私も仲間に入れてくれないかしら?」
「OKよ。」
「こっちとしては、人数が多いほど好都合だから。」
感想よろしく