始まりの場所~衝撃の真実
「起きろ、おい起きろ、起きろってば。」
耳元で何か言ってるが俺は気にしない、なんせここThat`s the・ worldでは俺はピッチピッチの子供になっていて…
「俺なんで喋れてんだ…」
俺は気づいた、生の世界の体のまんまであり、目の前にいるのは男一人、そいつはなんて言えばいいのだろう、体格はよくもなく悪くもない、顔は持てないが嫌われることはない、まぁいってしまえば『普通の人』だ、
「ここはどこですか?」
「お前さんここに送り込まれたのか?となると相当運が悪いんだな、ついでにお前さんばかだな。」
「おい、なんで俺はバカなんだ?」
男は指先を俺のゲーム機に向けると
「それが生の世界から持ってこれた物だろ、ここに来る人間はみんな運が悪い、つまりここでは運の良さは関係ないんだ、となると持ってこれる物が最重要になってくるだろ、ゲームなんて売ってしまえばおしまいだぞ、絶対ダイナマイトとかの武器のほうがよかっただろ。」
あ…しくじった、いやちょっと待て…
「この世界は平和にあふれてるんだろ、なら武器なんかいらなくないか?」
「お前なんも聞いてなかったんだな、そんなの100年前ほどに終わったぜ、今はここは神と名乗るもの「B}が世界の半分を支配したいわば戦場だぞ。」
ウソだろ…あの貧乳ばばあ今度会ったらマジでぶっ殺してやる
「まぁというわけでお前さんもがんばれよ…」
やっぱり俺ってついてないのかな…