第五手術室での痛み…
とある病院の第5手術室…」静まりかえった空間の中で赤い海の中横たわる人間がいた、
熱いそして眠い…腹の中からこみあげてくるものあ…ここで俺死ぬんだ…
俺「中村優輝」がなぜこのような非常事態になっているからかというと」時間は数分いや何年もまえ
にさかのぼる…
16年前の今日、俺はこの生きているものが集まる世界まぁここでは「生の世界」とでも言っておこう、その「生の世界」に生まれた、母親は生まれつき体が弱かったため、俺を生んだ後すぐ「生の世界」からきえ去って行った。そして俺も顔も覚えていない母親の遺伝でか体があまり健康ではなく特に足が悪いということで車いすで生活することになった。そのことに対しては初めは「神様が決めたんだ」とか「これがおれの使命なんだ」とか考えていて特に気にしてはいなかったのだが、不幸はなおも続いた、もともと酒とたばことパチンコばかりやっていた父親は金に困り俺を養護施設に預けてどこかに消えてしまったまぁ探せば見つかるのだろうがあんなクソみたいな父親を捜したところで時間の無駄だ。そして養護施設内でも何をするにあたっても職員のおばさんがついていなきゃいけなく「まだ仕事のこってるのにめんどくさいやつがいるから」と怖い顔をして愚痴を言われたのは1000回は軽く超えているだろう。少し体がよくなって学校に行けるようになった、普通なら「病気がよくなっていいじゃんつきがまわってきたなw」とか言うだろうがこれが一番つらかった、個別教室の中で毎回先生についていたもらわなければならないし、同情されて優しくされるのもむなしくなる悲しくなる死にたくなる…そんなこんなで俺は部屋でゲームばかりやるようになった、つまり世間でゆうところの「引きこもりニート(仮)」
まぁ愚痴はこれくらいにしてなぜおれが半死状態になっているかというと、最近は車いすの人でも電車に乗りやすいようになっているから大丈夫!ということで初めて電車に乗ることになったそこまで不安はなかったのだがこれが大きなフラグ発言になってしまった、「少し電車が遅れてるみたいなので確認とってきますちょっと待っていてくださいね」俺はつきがないことは知っていたので特にでしゃばることはしないようにしようと心がけていが初めての電車に少し興奮していた、「キイロイセンノウチガワニオサガリクダサイ」
その声が聞こえなくなるほどに…まぁそこからはご想像通りだ、車いすごと落ちた俺は電車にはねられまたまた運悪く即死とならずに1時間ほど苦しみと戦っていまにいたる。
「もう痛みも感じなくなってきた、死んだらどうなるのかな俺の人生なんだったんだろう…」
そういって俺は静かに目を閉じた…
「中村優輝さんあなたは幸運度が平均値より90%も低かったため
「That`s the・ world]
にて2度目の人生をやり直してください!」