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今後

前回シリアス書こうとして無理だった作者の心情も交えてお送りします。

毎度のことながらありがとうございます。

朝起きるとお母様はおらず代わりにサリーいました。サリーに用意してもらった紅茶を飲みならが今後について考えます。それにしても今日はいい天気だ。雲1つない快晴、素晴らしい。


「……。」


何ですかねこの、越えられない壁の外側からにやにやと笑われている気分は。うぅこっちは中身が20歳なのに泣いてしまってとても恥ずかしいと言うのに。恥ずかしいと言うのに。


「どうされましたお嬢様?」


「……何でもないです」


もやもやは消えませんがまぁいいでしょう。今日はガトー先生が来るらしいのであまり余裕はありませんが簡潔に何をしてだけでも。


1、12歳で入園、つまりあと9年間で最強お嬢様を完成。


2、何歳かわからないが私には攻略対象の婚約者が出来る。どうせ主人公に婚約者様は惚れるでしょうから放置でいいかな。


3、友人その他の交遊関係を広める。友達欲しい。これ絶対。


この3つかな。1は自分で出来るところまでってつくけど。2、3は頑張ればなんとかなるからね。


「お嬢様。朝食の準備が整いました」


いつの間にか部屋から出ていっていたサリーがそう告げる。


「はい。行きます」


思考を中断し朝食を食べるために移動するのであった。恥ずかしいさからテンション上がらなくて今回はこんな感じで行くので。ローテンションです。

-----

朝食後はマナーレッスン。食後にきついんですがね。でも前より厳しくないかも。こうやって考えられる暇があるしね。もしかして私が上達したんだろうか。


「お嬢様!危ない!」


「へ?」


私はアホみたいな声を出しながら倒れた。全然意識していなかったので手をつくこともできずそのまま顔が床に衝突します。ヤバい。凄く痛い。タンスに小指ぶつけたぐらい痛い。


「お嬢様!大丈夫ですか!?」


サリーが心配して声をかけてくるますが声が出ません。と言うか声を出したら泣いてしまうので出しません。中身だけにこうも連続で泣きたくないですし。


「お嬢様。今日は終了です。お医者様に見せて安静になさってください」


ガトー先生も心配そうですがどちらかと言うと呆れてますね。すみません。


「すみません。ガトー先生」


「いえ。こちらも無理をさせ過ぎました」


話しているとお医者様が来て簡単な治療をして帰っていきます。まぁ、血も出てないしたん瘤程度なんで医者とか要らないと思うんですけどね。サリーがあり得ないほどおろおろしているなだけで。


ガトー先生のお許しも出たので部屋に戻りせっかくなので考え事の続きをします。今回は回りがちゃんと見えてなかったですね頑張りたいです。


婚約者様についてですが。ゲーム通りに行けば婚約者様に嫌われると死にます。いや、死ぬはちょっと違うな。何も持たされず、身分も取り上げられ、他国に送られます。もちろん帰ってくることは不可能です。ゲームの婚約者たちは我が儘で自分勝手なリリアナをよく思っていませんが地位とスキルにより無下にはできない。学園に入ると好きな人、つまり主人公をいじめるのでさらに嫌いになり最終的にいじめを理由に国外追放って訳ですね。嫌だね。


まとめるとつまりは攻略対象に嫌われず、かつ、主人公をいじめなければいい話なんですが。リリアナは身分が高いのでよくある「取り巻き」がいるんですよね。その人たちが行動してしまったらどうしよもないって言うか。取り巻きはモブだから名前も覚えてないし、顔も1回か2回出てきたぐらいで覚えてるわけがない。どうしようかな。気分も上がらず、言い案も浮かばず今日は災難だなぁ。

小説って何だろうね、難しいね。

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