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あれ?

テストとか滅びてしまえ。テンスウトカミタクナイデス。

誤字訂正等お願いします。

『瞳が緑色だから竜巻を起こす...とか?』


『僕はなんて呼べばいいの?』


『女の人...だったの?』


こんにちは。リュートとの会話を思い出しひとりでにニヤニヤしながら料理を作っているリリアナです。最近はお肉も食べてくれるようになり安心しています。今までは体力をつけさせないため?とかで監禁されているときに肉類をほとんど食べていなかったので未知の食材過ぎて手が出せなかっただけらしいです。よかった。今日は肉じゃが作っていますがひとりでにニヤニヤしている自分を止められなくて恥ずかしいです。でもここまで喋るのに時間がかかったのでこれくらいの気持悪さは我慢してもらって...ん?私はふとリュートの言葉を思い出します。それは何気ない一言でしたが違和感を感じ考えて見ます。


「瞳が緑...?」


それはおかしいですね。私の目は黒のはず。でもあの時リュートは私の顔を見て判断していたわけですよね。どういうことでしょうか。私が悩んでいるところに師匠がやってきます。


「お、今日は肉じゃがか。人参はいらんからな。肉と芋のみで頼む」


「そんなこと言うなって。人参には人参の栄養があるんだから」


ちょうど良いですので師匠にも私の瞳の色を見てもらいます。


「師匠、俺の目って何色だ?」


師匠は屈んで私の顔をじっと見ます。慣れましたがここまで至近距離ですと少しだけ怖いですね。師匠の顔。師匠は赤色ですね。師匠は数十秒じっくり見てから断言します。


「間違いなく青だな。こんだけじっくり見たんだから違うなんて事はないと思うぞ」


青、ですか。リュートが緑で師匠が青、そして私自身が黒ですね。どういうことでしょうか。今度伯母様に会ったら聞いてみますか。


「リリアナ姉さん。ご飯まだ?」


リュートが外から入ってきてそうたずねます。おっと料理していたんでした。火から目をそらすとは何たる失敗。幸いこげたりしてはなさそうですね。味もしみこんできたようですのでそろそろご飯にしますか。


「もう出来るから皿とか用意しておいてくれ」


「ん、了解」


うーんなんといいますか。お兄様のときも感じましたがゲームではこんな性格ではなかったのですよね。もう少しひねくれているといいますか。主人公に気持を伝えるときも。


『別に君が僕のこと好きって言うならかまってあげる』


だった気がします。これを聞いたときは「いや、呼び出しておいてどういう告白ですか。」と思ってましたよ。ちなみに主人公は台詞を三択で選べました。


『べべべべべ別にそんなことないです!』


が一つ目。ちなみにこれは明らかに両思いでしょう、という感じですが拒否しているのでお友達エンドでした。


『...うん』


が二つ目。これはお付き合いエンドですね。ちなみにこのエンドですと後日談でリュートはすごくかまってちゃんになります。立場逆転してましたね。


そして最後が


『はぁ?そんなわけないでしょう。何寝ぼけているの?」


でした。いやこれないでしょう。と思った日もありました。これを選ぶとリュート君がマゾに目覚め二つ目のリュート君以上にかまってちゃんになります。どうしたんでしょうね。


「リリアナ姉さん。早くー」


「リリアナ腹減ったぞー」


「今行くから」


しかし、今目の前にいるリュートが今は本物ですしこれ以上考えてもどうしよもないって言えばそれまでなんでしょうけどね。さて呼んでいるのでいきましょうか。



ありがとうございました。

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