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ヒーロー伯母様

文章がスランプでかけません。容赦なく誤字訂正等お願いします。

私とサリーが部屋でエヘヘウフフしていると勢いよく部屋の扉が開き人が入ってきます。我らのヒーロー伯母様です。伯母様は満面の笑みでこう言い放ちます。


「話は聞かせてもらったよリリアナ!そう言うことなら協力させてもらおうじゃないか!」


「へ?伯母様?何をですか?」


「旦那に連絡もしなくちゃね。さあ忙しくなるよ!」


「待ってください!落ち着いてください伯母様~!」


サリーはぽかんとして動いてくれないし伯母様は1人で盛り上がって話し聞いてくれない状態で大変なことになっています。サリーよ。さっき捧げてくれた命今こそ使うべきですよ!


-----

「いやー1人突っ走っちまってすまなかったなリリアナ」


「いえ、大丈夫です」


私は少しぐったりしながら答えます。伯母様はリリアナの素質にはこう、ビビッと来るものがあってなーとか何か言ってますがとりあえず聞きたいことがあるので無視します。


「伯母様たちに聞きたいことがあったんです。もちろんこの前のことです」


笑っていた伯母様の顔が真剣になり今回の事件について詳しく教えてくれます。


「まず犯人は王子を邪魔に思っているお偉いさん方の誰かだな。どうもお前に会いに来る情報をどっかから手に入れたらしい。誰かまでは分かっていない、か分かって泳がしているかその辺は分からんな。それと何故あの場にいたのかだが」


伯母様は自分の耳を指差します。そこには私とともに作ったイヤリングがあります。正確に言うと魔法石の部分が壊れた状態で。どういうことでしょうか?


「リリアナはイヤリングの片割れ、どうした?」


「どうしたって...あ」


「おそらく破壊された魔法石は私の方の石と融合しようとしたんだろうな。だけど石の許容量を超えてこっちも割れちまったわけさ。まあ魔力が来た方向をたどってリリアナ達を見つけたってわけさ。もともと少ない情報を頼りに近くまでは行っていたんだが何せ森だったからわかんなくてな。不幸中の幸いってとこだな」


伯母様はお前運がいいなといいながら頭をなでてくれます。少し気恥ずかしいですが今回は甘えておきましょう。


「私から話せることはそのくらいだな。後は他の連中がどうにかしてくれるだろう」


そんな軽い感じでいいのでしょうか。王子誘拐事件ですよ。伯母様は何も気にする様子はなく先ほどまでの真剣な感じはなく、軽く聞いてきます。


「それで?お前の、いやお前らのあれは本気か?」


「あれとは?」


「ほらあれだよ。『強くなりたい』ってやつ」


聞いていたんですか。まあ入って来たときにいってましたもんね。私はもちろんと言うようにうなずき、サリーに目を向けると同じく頷きます。


「それなら私と一緒に来ないか?」


「伯母様と共に...ですか?」


「おう。百聞は一見にしかずとか言うし実践が大事だと思うんだよ。マリアたちにはうまく行ってやるからさ。どうだ?」


「強くなりたいといったのは私ですしありがたい話なのですが」


そんな簡単にお嬢様が生き抜いていける世界なのでしょうか冒険者というのは。不安ですね。一応サリーにもどうする?と聞くと。


「お嬢様が行くところなら何処でも行きますよ」


と笑顔で返されました。自分で考えるのがめんどくさいだけとかじゃないですよね?ええい!女は度胸です。こうなったら伯母様についていきますよ。


「では伯母様よろしくお願いします」


「よし任せな!...あとはマリアたちだけだけど。あいつら過保護だからなー」


伯母様。策なしの強行突破ですか。すごい不安しか残らないのですが。まあ伯母様笑っていますし妹の扱いは慣れているのでしょう。自信満々ですしお父様の扱いも分かっているのではないでしょうか。ここは任せますよ伯母様!




ありがとうございます。

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