長いようで短い
ブックマーク登録が1000超えた。
ありがとうございます。
伯母様は行ってしまわれたので私は自室に戻ることにしました。お兄様は伯母様と手合わせが出来るとのことで張り切って練習しています。ほどほどにしておかないとばてるんではないかと心配ですけどね。最近では料理や魔法、お嬢様スキル等の育成に精を出していましたがステータス表示に変化が出たんです。それがこちら。
「ステータス」
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名前:リリアナ・ユーフィル
性別:女性
年齢:5歳(22歳)
職業:少女?
パラメータ
体力:???
魔力:???
筋力:???
学力:???
器用:???
容姿:???
奇運:???
スキル
全てのスキル(レベルが1より高いものは別表記)
青魔法:2 白魔法:3 透魔法:1 投擲:3 キック:2 マナー:4 掃除:2 裁縫:1 センス:3 ダンス: 優雅なティータイム:3 料理:3 言語:MAX
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何ということでしょう。パラメータが表示されなくなりました。最初は文字がゆがむ程度だったんですが最終的にハテナという手抜きな表示。私の行動で変化したのかは分かりませんが困りました。魔力が見えないのが痛手ですね。そういえば完全に表示しなくなったのは試作品【会話】の魔法道具が完成したところでしたね。そうそう、私の作ったイヤリングは「魔法道具」と言うものに分類されるそうです。それが関係しているのでしょうか?検証しようがないのでどうしよもないですがね。
さてイヤリングの詳しい説明と参りましょうか。イヤリングは2つで1つのセットになります、当たり前ですけどね。イヤリングの飾り部分に私の作った魔法石があります。この魔法石は最初1つの魔法石として作って半分にしたものです。昔の人が魔法道具を作るときに使っていた手法らしいです。本に書いてあったので参考にしました。あとはウォータシールド掛けて完成です。まあ簡単。使えるかどうかは分からないんですけどね。
するとノックがするので返事をすると伯母様でした。私は待ってましたと思い、イヤリングを机の上に置き部屋を開けます。今回はノックがありましたね伯母様。
「お前たちに変なこと教えるなとくぎを刺されちまったよ」
「大丈夫ですわ。私が聞きたいのは恋愛話だけですから」
「ああそうだったな。何処から話そうかあれは私がまだ新米だったころだな...」
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伯母様たちは多くの困難がありましたが最終的に結ばれたそうです。よかったですね。と言うか意外と伯母様ロマンチストですね。おまじないかけるなんて。そういうと伯母様はすごく照れた顔で「いや、あれはマリンに言われたからでどうとかこうとか。」と言い訳をしています。そしてふっと真剣な顔になったかと思うとおもむろに口を開き言いました。
「ところでリリアナ。あれは何だ?」
そういって指差した先にはイヤリングがありました。伯母様の顔からは笑みは消え力のこもった目で見てきます。しまった隠すの忘れた。怒られるんだろうかとびくびくしていると表情をやわらげてくださいました。
「別に怒ってるわけじゃないさ。ただあれは何処で手に入れたのか聞いているだけさ」
だいぶ和らぎましたが顔がしらばっくれるんじゃねぇぞ?と言っています。少しだけ泣きそうです。少しだけですよ?まあそんな雰囲気名のでおとなしく白状する事にします。怒られませんように。
今回文がうまくかけなかった気がするのです。