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作ってみたよ

ご都合主義万歳。

前回までのあらすじ パンが完成したよ


「ふーむ...。」


パン作成から数日後私は悩んでいた。それは【会話】魔法についてだ。たくさんの魔力がいるって言ってたけどなんか違う案はないかな。魔力を入れなきゃいけないならそもそも魔力そのものならいいんじゃないかな?とか思ってみたけど魔法石とか見たこともないしどうしようかなぁ。どんなものかもわからないし。と思いながら最近習った青魔法の「ウォータボール」とやらを出してみる。すると手の上にテニスボール程度の水の球体が現れる。水の球は私の手の上を浮遊しながらくるくる回っている。練習がてら水の球を大きくしたり小さくしたりしていると意外と簡単に動かせることが分かる。考え事しながら水の球を操っていると急にはじけるように水の球が消える。そして青い石が手に落ちてくる。


「これは...?」


そこへサリーが入ってくる。


「あれお嬢様。その魔法石どうしたんですか?」


「え、これ魔法石なの?」


「はい。にしてもすごく魔力の濃い魔法石ですね。ほぼ魔力じゃないですか」


まさかの偶然で凄い魔法石作成できた。という事をいうと大変なことになりそうなので内緒にしておこう。しかし魔力の塊ねぇ。


「ねぇこれ【会話】に使えないかしら」


「その魔力石ならできるでしょうけど【会話】の魔法は透魔法の魔法石が必要ですよ」


「そうかぁ。そもそも魔法石って何なの?」


「そうですね。「石に魔力がついたもの」ですかね。もともと小石でも長年自然の魔力にあたっていると魔法石になりますね。何処でもできるわけじゃないですけど。その石に蓄積されていった魔力が今度は結晶化してきたものがお嬢様の持っているタイプの魔法石ですね。作られるのにすごい時間がかかるので高値で取引されているんですよ」


まじか。一攫千金だぜ、じゃなくて魔法石の上位版はチートだと言うことだなこれは。幸い私には透魔法の才能があるし、このタイプの魔法石を作れれば一歩前進するんではないか。なんて甘い考えが浮かんだが、そもそも透魔法ってどうやって使うんだろう。


「透魔法ってどんなの?」


「私も実際に見たことはありませんね。王宮魔法使い2人いるって聞いたことがありますが人間国宝級なので」


それはどうやったとしても会えませんね。それじゃどうやって勉強しろと言うのだよ。空間を操る魔法でしょ。イメージでどうなるって話じゃないですよこれは。しかしこれはオーブンとか冷蔵庫とかそっちの方をやったほうが早そうだよなぁ。しかし【会話】魔法何とかならないものか。





いろいろと知識やアドバイスを感想で送っていただいて感謝しきれませぬ。


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