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とある女子の休日の朝

作者: しおこんぶ

ジリリリリリリリーーーーーー。


静まっている部屋に目覚ましの音が響く。

私は、目覚ましの音で起きると、いつもと同じTシャツとジーパンに着替えた。

そして、昨日買ったホットケーキミックスの袋を開けた。

そうだ、洗濯もしなきゃ。

そう思った私は、急いで洗面所へ向かった。なぜか、開いているホットケーキミックスの袋を持って・・・。

ピ、ピピッ。

すべての洗濯する為のボタンを押し終わった私は、洗濯機のふたを閉めて、服を乾燥させる為に開けて置かなければいけない別のふたを開けた。

早く、ホットケーキ作らなきゃ。そう思った私は急いでキッチンに戻った。

そして、悪夢は起こった。


ホットケーキの袋を自分で持っていないことに気づいた私。

あれ?さっき私ホットケーキミックスの袋開けてなかったっけ?まぁいいや。

そう思い、また私はホットケーキミックスの袋を開ける。

そして、私はホットケーキを作り始めた。



今日は少し風が強かった・・・。




ホットケーキを作り終えて、食べようとしたその時。


ピッピピロロピーロピロローピッピロッピロピロピロローピー

という、洗濯が終わった時の音楽が流れた。


そして、ホットケーキを食べ終えたその時。

ピッロロッロロッピッロローピッロロッロロッピッロロー

という、乾燥が終わった時の音楽が流れた。

私は、今使ったお皿を洗い、急いで洗濯機の方へと向かった。


洗濯した服を和室へ持っていき、服をたたんでいると、信じられないものが洗濯物に紛れ込んでいた。

それは・・・。




ホットケーキミックスの袋!?

中は空っぽ。


・・・ということは・・・。

洗濯機に入ったっていうこと?

思わず、私は今洗ったばっかりのバスタオルに鼻をくっ付けた。


この匂いは・・・・もしかして・・・。




ホットケーキの匂い。間違いない。

これは、ホットケーキミックスの匂いだ!

だとしたらどうしてそんなものが洗濯機に入っているのか?

・・もしかして・・。

私は必死にちょっと前のことを思い出す。

・それで・・洗面所に行って・・・その時、ホットケーキミックスの袋持ってた!

なぜかは分からないけど。

で、そのままホットケーキミックスの袋持ってたら邪魔だから、洗濯機の横の棚に置いたんだ。その時、夜暑くて開けていた窓から風が・・・。

それで、ホットケーキの袋が倒れそうになったから、もっと安定している洗濯機の上に乗せてそのまま忘れてきた・・?

で、かぜがもっと強くなってホットケーキミックスの袋が倒れて・・乾燥の為に開けて置いたふたに落ちたっていう意味?


私の完璧の推理!

じゃなくて・・・・

また洗い直さなきゃ・・。



2年前ぐらいに書いたものなんです・・・

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