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踊れ、生きているなら

作者: 毛玉

今より未来のほうが


きっと良くなっていくと


錯覚していたあの頃


世界がきっと


優しさが至上でできていると


錯覚していたあの頃


ただただ、漠然歩いて


今、自分はどこにいるの?


―――見渡す限りの荒野の中


今、俺はどこに進むの?


―――錆びついて、もう走れないレールの上

周りにはもう誰もいない。みんな先に走って行ってしまった

蔑んで攻撃して、それすら忘れて先に進む


今、だから問う

―――そこ(レールの先)は幸せですか?

今、だから答える

―――俺はそこそこ幸せです


生きて


踊れ


涙なんて後ろに捨てろ


今を、踊れるなら幸せです

今を、踊れる限り幸せです


ここは荒野。

誰も見てくれはしない

だがそれがどうした


俺はここにいる


ずっと荒野で踊っている


―――きっと、命が尽きるまで

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― 新着の感想 ―
[一言]  こんばんは、水霧です。  毛玉さんの現在の状況を物語る詩なのかなと思いました。世間も政治も荒廃して不信な中で、先も不安な中で必死にもがいてる姿を想像しました。  励ましになるか分かりま…
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