道端のセカンダリ
あらゆる渦の外で生きる少年“橋根 支慧”《はしね ささえ》は、ただ渦の外に居た。
それで良いと思っていた。
それが生まれ持った性質だ。
煌めく中心には入れず、このまま外で過ごしていく。
普通に学校に通い、年を重ね、やがて死に逝く。
それが普通。
それが人生。
そう、世界が夢から醒めるまでは………。
それで良いと思っていた。
それが生まれ持った性質だ。
煌めく中心には入れず、このまま外で過ごしていく。
普通に学校に通い、年を重ね、やがて死に逝く。
それが普通。
それが人生。
そう、世界が夢から醒めるまでは………。
始・〜唸りーうねり〜
2011/08/10 22:46