1章(2)
「・・・ぶ・・・ちょ・・・」
どこか遠くの方で声が聞こえてくる感じがしていると思ったら急に声がはっきり聞こえてきた
「まだ起きないかなー?」
ゆっくりと目を開くとそこには・・・
「シード!?」
ぼんやりとした視界の中、目に飛び込んできたのはアメジスト色の瞳
「ちょっと、君大丈夫?」
だが聞こえてきたのは女の声、見えてきたのは透き通る白い肌
瞳はアメジストで、彼と同じ色の髪の毛を後ろの高い位置でで結んである
シードではない・・・
「あっ・・・ごめんなさい」
本気でシードが僕を迎えに来たのかと思ってしまった・・・
「それで?恩人に感謝の言葉の一つもないとはどういうことかな?」
顔は笑顔だが目が笑っていない
「あ、ありがとうございます」
反射的にそう言ったが、恩人とはどういうことだろう?
それに、ここはどこだ・・・?
日に日にマップの変わるダンジョン
唯一の救いが3っつあるセーブポイントのうちのひとつ最もボスの部屋に近いもの
それだけはボスの部屋との位置関係が変わらないのだ
それをプレイヤーはBSPと呼んでいる
確か僕は88層でそれを探していたはず・・・
それで・・・そっか・・・・・
「ところで君は?」
僕が何があったか思いだしたところで彼女はそう問いかけてきた
「えっと、サイキって言います」
そう答えたのに関わらず彼女はこちらをじっと見て黙っている
「あ、あの?」
僕が不思議そうに彼女に声をかけると不快そうな顔をした
「知ってるわよ、そんなの・・・」
何か小さい声で何か言ったので僕は聞こえなくて聞き返したがなんでもないとはぐらかされてしまった
「改めまして、私はユナ」
ユナ・・・どっかで聞いたことがある名前なような気が・・・・・
「えっと・・・あぁ、≪RISING≫の」
≪RISING≫とは攻略ギルドだ
他には商業ギルド、職人ギルド、レッドギルドがある
ちなみに僕はそのどれにも属さないソロプレイヤーである
攻略ギルドとは、この狂った世界から脱出するためにゲームを攻略をする目的のギルドだ
その攻略ギルドでも1、2を争うギルドのひとつ、それが≪RISING≫だ
彼女は自分をそのRISINGで2番目に強いユナだと言った
「その目は私を信じてないのね、呆れるわ」
先ほどから彼女の怒りのメーターが上がっているのが目に見えて見える
「僕とたたk「結構」」
僕と軽い手合わせをして真偽のほどを判明させようと思ったが言い終わる前に断られた
「だって、私はあなたに勝てないもの」
そう言って彼女は部屋から出ていった
この投稿は次のとセットって感じです
だからちょっと色々問題が起こって;;;
すいません




