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エクストリームワールド  作者: 百円


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道徳

 答えはない。

 自由に話して良い。

 思った事を口にして良い。


 そんな事を先生が言うが、あれは嘘だ。


 多様性なんて認められていない。


 人は人を排除しようとするものだ。


 ただ、私は気づくのが遅かった。


 ああ、本当に遅かった。


 既に取り返しがつかない。


 では、どうすれば良い?


 簡単な話だ。


 私には物を掴める手がある。

 私には道を歩ける足がある。

 私には困難を破壊する頭脳がある。


 そうさ。世の中が隠蔽で溢れているから、私の行いは誰にも知られることはない。




〈終〉

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