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9.獣人とモフモフ

お読みいただきありがとうございます

ケモ耳をフニフニしながら尻尾モフモフしたいよね

ルーにお仕置きとして、スキルの被害に遭った部屋を掃除させてる

出来る侍女っぽい見た目なのに沸点が低いのよね、すぐ手が出ちゃうんだけど誰に似たんだろうね


「姉さん質問」

「ん?」

「セバスさんとルールリアさんは何でいるの?」

「はぇ?私の執事と侍女だからだよ?姉妹だけのが良かった?」

「ううん違う、姉さんは昨日二人を呼ぶときはスキルを使ってた」

「そうだね、そうしないと呼べないからね」

「使ったの?」

「・・・あれぇ?」

「遂に真実に気が付いてしまわれましたか…」

「セバスどういうこと!?」

「スキルの詠唱は必要ないのです、もっと言えば我々の意志で御前に侍ることが可能です」

「う、うそだ!」

「セツナ様や他の皆様に止められていたのです、アヤ様ご本人が気がつくまで言わないようにと」

「なんでそんなことするのぉ恥ずかしかったんだからね!」

「恥じらっているアヤ様がそれはもう愛らしくて仕方ないと、同じことを皆様仰っておりますよ」

「二人ともごめんね、お姉ちゃんは一緒に冒険できない。お姉ちゃんはこれからPKにならなきゃいけないみたいなの」

「姉さん落ち着いて、そんなことよりお願いがある」

「そ、そんなこと」

「ルールリアさんのケモ耳と尻尾モフりたい」

「はいはーい!私も、私もモフりたい!」


私の羞恥心<妹のお願い

可愛い妹のお願いは全てにおいて優先されるのだ!


「ルーが良いっていえばね、一応私が主人ではあるけどさ。急に耳とか触られたらいやじゃない」

「妹様方もルーとお呼びください、敬称は不要です。耳や尻尾を触ることについてですが、人の時はアヤ様しか触って欲しくないので獣化しているときでしたら良いですよ」

「む~じゃあ妥協する、猫耳少女をモフるのに価値があるけど妥協する」

「あ、お間違え無いようお願いしたいのですがこれは猫耳ではありません。同じような物とお思いかもしれませんが、こ・れ・は!獅子耳ですので」

「あぅ、ごめんなさい」

「セバスさんも同じですか?人の時は嫌ですか?」

「申し訳ございません、こればかりはお許しいただけると」

「はい、無理を言ってごめんなさい。それで獣化ってなんですか?」

「そうですな、移動しながら説明いたしましょう。何時までも部屋の中では退屈でしょう」


セバスの案を採用して移動を開始する、お葬式にも行かないとね

・・・お葬式に参加したかったんだけど、遺言で拒否されたよ

「私のために泣かないでください、アヤお姉ちゃんは笑ってる方が素敵だから。お葬式には来ないでください、どうせまた泣くんでしょう?」

それを聞いてまた泣いちゃったよ、本当に優しくて良い子だった


「お姉ちゃん冒険に行こう!」

「スズ急にどうしたの?あれ?いっつもこんな感じだったかな?」

「いろんな場所で冒険してミルクさんに報告するの!いっぱい笑った事や楽しい事を報告するの」

「スズありがとう。そうだね楽しいお話いっぱいいっぱいしてあげないとね」


セツナやギルメン達に挨拶して、平原を進む

ReRⅡの世界ではどんなことが待ってるんだろうね、まぁ何があっても妹は守って見せるよ


「では獣人についてご説明していきましょう」

「「お願いします」」

「獣人は世界にそれほど多くありません、街に出る様な獣人が少ないので見たことが無い人が多いでしょうね」

「それに獣人は強さを指標にしてることが多いの、自分より強者にしか従わないって獣人が大半ね」

「私もルーもスキルによりこの世に生を受けましたので、普通に暮らす者たちとは違いますがその辺りは変わりませんな」

「「「なるほど~」」」

「アヤ様も何故か一緒に納得してるかはおいておきますね、獣人には獣化というスキルが有ります。攻撃や防御の際に部分的に獣化したり、完全に獣化したりできるんです」

「「すごーい」」

「人型の時に耳や尻尾を触られるのは正直言うと不愉快なんです、当人が認めた人でないと嫌悪感しか感じません」

「そうですな、獣人の象徴を弱者が触れるなど許せることではありませんから。しかし完全獣化していると話が変わるのです」

「「なんでですか?」」

「認めた人間、私達の場合はアヤ様ですね。その人の認めた人たちまで許容できるようになるんです。人としての感覚が減って、獣として群れに従う気持ちが強くなるんです」

「獣人が認めるほどの強者は中々おりません、群れの長に従うという本能があったという事でしょうな」

「つまり完全獣化ならモフれる?」

「モフモフでモフってモフれる?」


セバスとルーは苦笑いしつつも肯定してる

お母さんが犬とか猫とか、アレルギーでだめなんだよね

そんなこんなで妹達はモフりたい欲が限界みたい


「ついに「モフモフパラダイスVR」を超えるモフモフに出会えるかもしれない、楽しみ!」

「モフ断症状がでちゃうよぉ早くモフモフしたいの」


欲とかじゃなかった、これやばい奴だね

でも目がギまってきてる妹達も、それはそれでありなのでお姉ちゃんは満足です


ReR・ReRⅡ設定

基本的にリアルの姿が反映される使用になっている、髪型・髪色等は変化を付けれるが身長は1㎝の上下が限界

高身長イケメンや、あざとロリサークルの姫(男)にキャラメイクは出来ない

リアルでもゲームの世界でも、急に身長変化してもコントロールできないよねってこと

セツナ等一部の人達は、血の涙を流しながら悔しがったらしい

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