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18.やり過ぎ?約束?

お読みいただきありがとうございます

ちょっとやり過ぎちゃうことってありますよね、ゲームしてたら朝とかね

人間30分寝れば割と働けるみたいです

お母さんとお風呂に入って朝ご飯を食べた私は見事に倒れた

バッターンと大の字で倒れたらしいよ、あまりにも不意なことでギリギリ頭を打たないようにお父さんが手を添えるのが精一杯だったらしい

目が覚めたのはお昼過ぎだったんだけど、お父さんが教えてくれたの

ベットから起きようとしたら体中が痛くって、よくよく見て見ると包帯でグルグル巻きだった


「お父さん・・・これなに?」

「うむ、ちょっと張り切り過ぎたみたいでな」

「記憶が途切れてるところあるんだけど、お母さんにやられたってことで良いの?」

「うむ、ちょっと張り切り過ぎたみたいでな」


何を聞いても同じことしか言ってくれなかったよ

私のか弱い体をボロボロにしたお母さんは、元気いっぱい指導をしてた

ドンちゃんこと三咲ちゃんも元気いっぱい鍛錬してた

まぁ包帯グルグルの私見たら木刀をポロっと落として慌ててたよ、すごいほっこりした


「大丈夫なの?け、怪我酷いなら入院しないと」

「大丈夫大丈夫、こういうことは稀によくあるから」

「稀なの?よくあるの?」


リアルのドンちゃんと喋ると普通過ぎて驚くでござるよ、なんか無性に頭を撫でたくなるオーラも出てるでござる


「むふぅ予は満足である」

「あぁ彩音ちゃんが壊れちゃった、救急車呼ばないと!」

「いっつもこんなもんだと思うよ?だってさ怪我したから三咲ちゃんとお話しできてるし、何時も無視されるし」

「う~だって、お稽古は真面目にしないとだから」

「三咲ちゃんは真面目だね~」


私の部屋でのんびりお話してたら、ドアがバーンで蝶番がポロっといった


「お姉ちゃん大丈夫?ずっと心配だったんだよ!」

「姉さんは頑丈、でも限界はある」

「「誰?その人??」」


「えへへ昨日ぶりだね、ドンちゃんだよ」

「「嘘!騙されないよ」」

「彩音ちゃん信じてくれないよぉなんで~」


妹達は元気だね、私まで元気になって来るよ

私の体は妹ニュウムでできてるから元気になるのは当然だね!


「三咲ちゃんごめんだけど、お母さんかお父さんに涼音と幸音がまたやったって言ってきてもらえる?」

「え?うん、良いよ??」

「待って早まっちゃダメ!そう、ドンちゃんさんだって認めるし解ったからゆっくりお話ししよう」

「お姉ちゃんのお友達とゆっくりお話ししたいなぁってだから動かないで」

「あらぁ」


時すでに時間切れ・・・

お母さんが二人の首根っこを捕まえて連れ去って行った、あぁダメだよそんなに暴れちゃパンツ見えちゃうよ!


「えーっと彩音ちゃんの家族は皆パワフルだね!」


三咲ちゃん必死のフォローが炸裂した、両手をギュっとして可愛かった

でもなんかうん、乾いた笑いしか出なかったよね

その後もお喋りして夕方になったので


「じゃあまた来るね、こここんどはあしょびにいこうにぇ」

「おちおちちゅいて、あしょびいこうやくしょくだよ」


はい、別れ際の会話です

二人ともちょっとね、そのあの友達少ないからさ

呂律は廻らなくなるし、わたわたしたよね

ふ、ふふーんでも遊ぶ約束したもんね、社交辞令とかじゃないもん

きっとたぶん・・・

継承

流派の継承は全ての技を教える、見取り稽古と実戦での継承になる

今回彩音は奥義の一つを継承してる、本人はボッコボコのボコだったので記憶曖昧

体が覚えてるのでそのうち使えると思う

過酷な継承なので、全身あざだらけで包帯ぐるぐるレディーに変身する結果になった

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