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154.驚愕の事実

お読みいただきありがとうございます。

海に行きたいと思いつつも、海を見て満足して1分ぐらいで変えると思う今日この頃

船に拾われて無事帰って来たんだけどね、航路の事を話し合わないとって意気込んだんだけどさ


「航路?ちげぇので気にしねぇで良いですわよ。なんかいるって噂話気いてやがりましたけどあんなんいるんですわねぇ」

「安全な航路位調べてるに決まってるでしょ、元々地元の人から昔からやばいのがいるって言い伝えがあった所で練習させてたのよ」


とんでもないこと言われたよ

倒せれば儲けもんだし、戦闘経験詰ませておけば後々海上での戦いに役立つだろうからだって

オジサンとそろって口開けてポカーンてしちゃったよ

ドンちゃんとレイアはその辺シビアだから、無理するとは思ってなくて想定外だと思って慌てたのにさ


「アヤにこまけぇこと言ったって意味ねぇじゃねぇですの、馬に念仏聞かせる方が役に立ちやがるに決まってますわ~」

「オジサンも沖で釣り出来れば満足してたでしょうに、豚に真珠上げてる方が有益よ」


orzって二人でショック受けたよ、むしろあの沖に出てた船に乗ってた全員orzだったよ

だ~れもその事実を知らなかったからね!

船酔いする戦力外に細かいこと教える必要ないって切り捨てられたらしぃ

慣れた人から詳しいこと教えてちゃんと仕事を割り振ってたんだって


「教えてくれても良かったのに、調子悪いセツナまで引っ張り出したんだよ」

「知らねぇですわよ!こっちは忙しぃんですの!今度遊んでやりますからどっか行きやがれですわ!!」

「現実では社会人してるんだけどねぇ」

「下手な社会人より仕事してるのよ、気が散るからどっか行っててちょうだい」


とぼとぼと離れていく私達

総勢で50名近くいるけど、みんなぐったりとしてる


「なんや今回うちって役に立てへんやん」

「私も役立たず」

「オジサンは仕事したかったような、こっちでまで仕事はなぁって大人として何とも言えない気持ちだねぇ」

「もうこれはアレだね、どっかで暴れて憂さ晴らしでもするしかないね」

「ついてくの!地面の上でちゃんと戦うの」

「それならぁ私も一緒に行きますよぉ~」

「うちもうちも、カッコいいとこ見せたるでー」


妹とセツナとオジサンを連れてどこかで大暴れって思ってたら、レイアに首根っこ掴まれてガンギマリの目で睨みつけられた


「そろそろちゃんと働いてもらえるかしら?」

「あ、はい・・・」

「ナギサですら働いてるのよ?毎日毎日船に乗って何してるのよ」

「いや、船に慣れてない人の引率をね」

「オジサンと一緒に遊んでたんでしょ!」


ふわぁストレスでレイアが壊れてるじゃん

オジサンも怯えてるし、妹達もセツナももちろんガクブル

ドンちゃんも笑いながら見てるけど、目が血走ってる

あ~これは本気で限界が近そうだね


「働かせていただきますけども、何をしたらよろしいんでしょうか」

「戦闘訓練してきなさい、向こうのモンスターはレベルがだいぶ上っぽいから」

「オジサンと妹達とセツナも連れていきやがれですわ、いたって大して役に立たねぇんですから」


ほ、ほどほどにあばれちゃうぞ~

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