146.日常を移設して確認
お読みいただきありがとうございます。
風邪のひきはじめを1週間続けてます
キョウカのリアルの住所を確認したら、結構遠くに住んでたんだよ
何とかお祖父ちゃんに合わせたいから悩んでたんだけど、家の力を使って調べたら結構困窮してたんだよね
だから近くに引っ越してもらうことにしたよ、クレイジーな父親がなんかしようとしてたから辰じいちゃんに相談したんだよね
よくわかんないことしてる奴にはより強い力をぶつけるのが一番いいんだよ、辰じいちゃんも話を聞いたら色々動いてくれたから
キョウカとキョウカのお母さんはビックリしたろうけど、お母さんの方は結構心労と疲労が溜まってたから良いことしたと思う
キョウカにばれない様に無理に無理を重ねて無理してたみたい
安心安全クリーンな仕事をキョウカのお母さんに紹介して、落ち着いてきたころにキョウカを家に呼んだんだよ
「あれ?そっちの男の子ってラムセス?」
「そうっす、ラムセスこと春川快気っす」
「何ともすがすがしい名前してるね、快気はこっちの方に住んでるんだ」
「電車で1時間くらいっすね、前は京香さんに会うの大変だったんっす」
「キョウカ一人で来ると思ってたよ」
「一人で来れるわけないでしょ!急に引っ越しすることになって全然知らないところに来たんだから、それになんか怖い人が一杯急に来たんだから!」
「辰じいちゃんの所の人だし、上の人が行ったっていうから良い人達だったでしょ?」
「そぉいぅはあぁしじゃぁぁぁぁぁないのぉぉぉおぉ!!明らかにヤ〇ザって人達に囲まれたらこわいっていってんのおぉぉぉぉぉ」
「急に大きな声出しちゃ駄目でしょビックリしたじゃない」
急に大きな声だすし、怒り出すし愉快な子だね
快気はうんうんと頷いてるし、付き合ってる彼氏って言うのは理解力が上がるもんなのかな
「彩音ちゃんや」
「何お祖父ちゃん?」
「辰を頼るんはまぁええんじゃがな」
「うん?」
「ちゃんと事前に説明せんといかんじゃろ、素人さんにワシらの感性を押し付けちゃだめじゃぞ」
「お爺さんのが話が通じる!?そうなんですよこの人急に何の説明もなく色々やったんですよ!!」
「申し訳ないことしたのぅちゃんと責任もって対応するから許してくれ」
お祖父ちゃんに後頭部を掴まれて、ものすごい力で頭を下げられた
確かにちょっと無茶した気はしてたんだけど、一般的に考えるとちょっとじゃすまなかったみたいだね
「彩音ちゃんの大事な人の妹さんなんじゃったか、少しばかり先走り過ぎたようじゃな」
「ちょっとやり過ぎちゃったみたいでごめんなさい」
「わかればいいのよ、わかれば」
「それじゃあ名前を教えてくれるかのう」
「いいわよ、私の名前は明日未京香よ」
「京香ちゃんは不思議な力があるんじゃろう?どんな力なんじゃ?」
「一度見たら出来るし理解できるわよ、何でもすぐ出来るんだから」
「ほほぅちょっと見せてもらおうかの」
京香に歩法だったり刀術やそう術を見せてみるけど、直ぐに使えるようになるね
いいなぁ~私何度も練習してやっと覚えたのに、初見で覚えれるってうらやましいなぁ~
「あ~これは目ではないようじゃな、脳が違う作りしとる」
「京香さん大丈夫っすか、お水貰って来たっすよ」
「見えない様にやったのに認識されてるんだもん、本人は見てるつもりなんだと思うよ」
「あぁ~呼吸をゆっくりするっす、こひゅーって変な音出てるっす。てかそっちの二人は落ち着きすぎなんすよ」
「せっかくじゃから分析せんとな、無理やりとしてもよく連れてきたのう。これは使いこなせんと死ぬの」
「あ、やっぱりそういう感じ?そうじゃないかって思ったんだよね、負荷がデカすぎると思う」