表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
145/158

145.

お読みいただきありがとうございます。

先週は夏バテでやられてました、エナドリで体を動かしてはいけませんね

オジサンがうっかりやっちゃってあわてたけど、後夜祭?っていうか表彰式?的な物にあの二人も呼び出されたみたいで無事再会できたよ

女の子の方はキョウカで男のほうはラムセスって言うんだって、キョウカの方は思って通りメイカの妹だったんだけどさ家庭環境ぐちゃぐちゃだった

メイカの才能は凄いんだけどそれを父母どっちの才能を引き継いだかで口論になって、証明するために色んな所で子供をもうけたらしい

話聞いてた皆で意味が解らなくて口開けてぼーけーっと間抜け面したよ

結果的に父方の血が入った会ったこともない兄弟が47人、母方の方は10人いるらしい

狂ってるね・・・

キョウカは父方の方の子供らしいんだけど、遺伝子の優秀性を示した?頃にはメイカは縁を法律上も完璧に切ってたらしい

キョウカも母親に引き取られて、父親とは縁を切ってるみたいだね

縁を切っててもメイカは弟妹の事を調べて、会いに行ってたみたい

たまに会える凄いお兄ちゃんって感じだったらしい、そんなお兄ちゃんが死んだって事をしって色々調べて私の事も知ったみたい

そんな話を聞いて私はしょんぼりしてるよ、そんな家庭環境なんて想像できなくて妹の事とかいっぱい話しちゃったんだよね

メイカからは家族の話とか全然してくれなかったし、中々話せるようなことでもないもんね

ラムセスの方は掲示板でからまれてから一緒に行動するようになって、今は付き合ってるらしい

ジョブは私も初めて聞いた「戯言(えいゆう)名言(らしきもの)」って言うヘンテコジョブだった

名言をそれっぽく言うことで、効果が発揮するらしいけど

名言覚えてそれぞれの効果を覚えてないと使いこなせないから、ラムセスもだいぶ常人離れしてると思う

しかし本当にいいコンビだと思う、手加減してたとはいえど私達と戦えてたしね

それにキョウカがコミュ障ぎみだけどラムセスがコミュ強だから、普段のバランスもよさそうだよ


「へぇ~そっちの大陸ってそんなんなんすね、あ!グラスが空じゃないっすかどうぞっす」

「ラムセスいるとらくでいいですわぁその調子で内情を調べ上げやがるんですわよ」

「えぇ~そんなつもりで喋ってないっす、仲良く飲めた方が楽しいっす」

「天然物でこれは雇うべきですわね」


イベント後の晩餐会的の物の途中だけど、ドンちゃんがリアルでもラムセスを囲い込もうとしてる

目がギラギラしてるもん、あの目をしたドンちゃんの誘いを断るの大変なんだよね


「いや、えっと、私は、その」

「キョウカさんはちょっと違えば私達のお姉ちゃんだったの、だからお姉ちゃんなの!」

「キョウカ姉さんこれも美味しい食べる」


キョウカは私の妹達のパワーで負けてるね、理論上兄弟姉妹が多くてもまっすぐな好意を向けてくる子はいなかったと思うし

普通に急に妹ポジションに収まってアピールしてくる初対面の子は怖いよね


「あ~キョウカ大丈夫?妹達がごめんね」

「ちょっと何なのよこの子達!助けてよ怖いわよ!」

「悪気はないんだよ、本当にないんだよ」

「それが逆に怖いのよ!なんで急に行為向けてくるのよぉ」

「それは私も知らない、ちょっと真面目な話するから二人とも離れてね」

「「は~い」」

「真面目な話って何よ」

「キョウカの兄弟姉妹で、困ってる子いたら助けになるから」

「はぁ?なんでそんなことするのよ」

「メイカが気にしてたんでしょ?私の所もそうだけど、ほかの家も太いから裏の仕事もささッとできるよ」

「う、裏って何よ、お兄ちゃんやばい人好きになってたんじゃない」

「その家庭事情でその感じなんだね、まぁ相談してきなさい。それと私の家に一回来ること」

「なんでいかないといけないのよ」

「科学とかじゃなくて、そういうのわかる人に見てもらった方が良いよ。目なのか何なのか私はわからないけど、その力はちょっと人には余るものだと思う」

「う~」

「人から外れてる私のお祖父ちゃんならなんとかしてくれるから」

「人から外れてるってなに!?」

「優しくて理性的な外道におちた修羅かな?」

「行きたくないわよ!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ