139.極めた魔法
お読みいただきありがとうございます。
有名な詠唱をぱk・・・オマージュしてインスパイアしてます
「お掃除おっそうじ(*^▽^*)」
ナギサは鼻歌交じりに進んでるけど、あの鼻歌も魔法になってるね
戦場で使った魔力や、死亡した時の残留した魔力を全部吸収してってるよ
光の粒子がナギサに集まっていくのは幻想的な雰囲気があるけどさ、あれだけ集めてどんな規模の魔法使うか不安だよ
帰ってきてたドンちゃんもオジさんもクロも顔が引きつってるもん
レイアなんて戦闘中は落ち着いてたのに、ナギサに気がついてから慌ててこっちに走ってきてるし
「よ~しここまで生き残った皆ー(*‘∀‘)よく頑張ったね、でもそろそろ真打登場だから!(^^)!ここで皆のイベントはおしまいでーす(>_<)」
『あれってナギサだろ、本当にこのゲームにいたんだ』
『ナギサ様って強いの?』
『全力で魔法防御だエリア全部が範囲だぞ』
『くっそうここまで生き残ったってのに』
『近寄ってとにかく攻撃だ!』
防御を固める人達もいれば、一気に詰めて攻撃に移った人達もいるね
どっちも無駄なんだけどね
観客に向かって歌って踊ってファンサービスしてたけど、その歌と踊りが自己強化の魔法になってたからさ
魔法使いは寄って叩くは基本だけど、本気のナギサは寄れないんだよ
弾き飛ばしてきたりもするし、そもそも詠唱しながらギュンギュン動くしね
「それじゃいっくよー(´ω`)
明星よりも強く輝き、人の営みの中で傑出するもの
時代の流れを生み出す、頂点たる偶像の名をもって
私はここに、宣誓する
私達の行く道を遮る、全ての邪魔ものにたいして
私達の全力をもって、全ての相手に極光を与えることを!
〈超新星爆発〉
「うぬおぉやべぇですわぁ〈タウラスバリケード〉」
「魔法はこっちに来なくても、衝撃は来るんだけどねぇ」
「僕達もうちょっと遅れてたらやられてたんじゃないかなぁ?レイアも早くこっちにおいで~」
「もうちょっと待ってくれてもいいじゃないのよ、疲れてるのよ私は」
「サングラス持ってきてよかったよ」
ぽけ~っと見てたら、ナギサを中心にピカーっと光った
光り輝く系の魔法が多いからサングラス持ってきたけど、それでも目が焼けちゃいそうなほどの光だったよ
相変わらず凄い威力してるよ、塵一つ残さずすべてを消し飛ばしてるもん
いまだに魔法職最強って言われてるだけはあるね、それにナギサは随分と優しいね
盾で押しつぶされたり、矢で射抜かれたり、鞭で抉られたりじゃなくて一瞬で終わりを迎えるようにしてるもんね
「お掃除完了\( 'ω')/アヤちゃーん準備できたよー(^_-)-☆」
「ナギサも皆もありがとうね、私に譲ってくれて」
「一番怒ってる人に任せるのが一番いいよね( ^^) _U~~私は魔法使えれば大体すっきしりしちゃうからね~(´▽`*)」
「前座で大暴れできたからねぇ十分と言えば十分さぁ」
「私達は実力も示せたから問題ないわね、12星座ジョブを目指すとどうなるかはアヤに任せるわよ」
「アヤは自由にやればいいよ、僕は十分目立てたし」
「やっちめなさいな、満足できねぇならリアルで家の力で追い込みますわ」
皆から激励を貰ったけど、ドンちゃんはなんか不穏なこと言ってるね
ドンちゃんの家も力持ってるから、個人特定から何から一瞬だろうしさ
私の家と合わせたらとんでもないことが出来るだろうね