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138.

お読みいただきありがとうございます。

モブたちは悲鳴を上げつつ頑張ってます

私の戦い方は別に凄いことをしてるわけじゃない、元々基本的な動きしかできないしこのジョブじゃなければ中堅が良い所だと思うわよ

アヤはよく言うけれど、ジョブがチートなんだもの

今だって数万の敵と戦っているけれど、強化されたステータスを押し付けながら動きに慣れない人達を倒してるだけ

高速で動いてるから派手なだけでやってること自体は凡戦も良い所よ、凡人は凡人らしくやれることを繰り返しやるしかないもの





「なーんてレイアちゃんは考えてると思うよ(ノД`)・゜・。」

「やっぱり私達の周りの人たちは何処かずれてるよね」

「だよね~(^◇^)あんなステータスの上がり方して普通に動けるだけで凡人って枠から外れてるよね(∩´∀`)∩」

「私だってまともに動けないもんね、試しであれを使ったときに普通に動けたのドンちゃんとメイカだけだったよね?」

「ドンちゃんもちゃんとは動けなかったと思うよ( ゜Д゜)?メイカもしばらくしてようやく慣れて動けるようになっただけだし('ω')」

「嬉々として攻撃受けてる記憶があったから勘違いしたかも、レイアは処理能力が尋常じゃないから動けてるだけだよね」

「ね~(^_-)-☆現実でも偉くなってくれると暮らしが良くなりそうだもんね~\( 'ω')/」

「私もナギサは十分いい暮らししてるでしょ、今以上は望み過ぎだと思うよ」

「ファンの皆がもっと幸せハッピーになれると良いな~って(/ω\)」

「アイドルしてるね~」


動き回ってる皆には悪いけどナギサとのんびりしてる

だって私もナギサもちゃんと見えてないからね、観客の誰も見えてないんだよ

もう少し数が減ってきたら見えるだろうけど、早すぎて目に映らないんだよね





「こっちは神経使ってるって言うのにあっちの二人は暢気な物よね」

『なんだこれ体が上手く動かねぇ』

『盾役は盾構えて踏ん張れ、下手に動くな』

『おい誰だ魔法使おうとしてんの』

『ここにいる奴は自分のステータスを一度確認しろ』

「冷静なのがいると大変なのよ、優先的に潰していくわよ〈不公平(じゅうとうほう)分銅(とりしまり)〉」

『なんで向こうは普通に動けるんだよ』

『なんだこの魔法、武器だけ重くなってる気がするぞ』

「どんどん倒していかないと、後が使えてるの。面白い経験も出来たし満足してもらえたかしら?」


Mスキルを使って戦い始めて30分くらいたったかしら、最初は4万人くらいいた相手も残り4千くらいかしら?

途中から見える人には見えるようになって観客も盛り上がりだしたし、今は歓声も聞こえるようになってきたわね

オジサン程基本を突き詰めた動きは出来ないけれど、これでも初心者救済を謳ってるんだもの

派手さはないけれど、基本を押さえた動きは出来ていると思うのよね


「レイアちゃーんそろそろ代わってー(*´∀`*)」

「そうね、そろそろもっと派手な方が見ている方が楽しいでしょうね」

『おいおい、今でも十分派手じゃないのかよ』

『こんな高速戦しておいて何言ってるんだ』

『生き残ったって認識で良いの?』

「残念だけれど、生き残ってしまったと思った方が良いわね。残りと合わせてナギサの魔法で吹き飛ぶ準備はしておきなさい」


スキルを解除して私はアヤの方に戻っていく、オジサンとドンちゃん。それにクロも下がっていくわね、巻き込まれるのは勘弁したいものね


「ナギサに後は任せるわね」

「まかされた~(*'▽')」

「やり過ぎるんじゃないわよ、アヤが普通に怒るからね」

「魔法の範囲間違えるなんてしないよ(*´ω`)アヤちゃんが殺戮(あそび)やすいようにお掃除するんだ!(^^)!」



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