表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124/158

124.突破報酬

お読みいただきありがとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

ドンドン動きの良くなる妹達と遊んだけど、才能がある子達はやっぱりすごいね


「うぅ~役に立てませんでしたぁ~」

「ヒナちゃんの回復のおかげで試練に合格できたの、カリンちゃんがおかしいだけでヒーラーってそういう役割なの」

「ヒナと武器の相性も良くない」


ヒナだけが私に攻撃当てられなかったんだよね、でもスズとサチの言う通りヒーラーで攻撃するのは違うしね

殴りヒーラーなんてのもいるけど、アレはビルドからしっかりやってかないと無理だしさ


「スズ姉におかしいって言われた・・・似たようなものだと思うのに」

「私はちゃんと前衛なの、カリンちゃんは後衛の魔法使いで前に出て殴りあってるの」

「普通に変」

「姉達がイジメてくる!?」


何時もはやんわりと窘めるヒナがへこんでるからカリンの受けるダメージがアップしてるよ

さらっとサチが言ってたけど武器があってないって言うか、この場所と合わないんだよね

中長距離位の距離が取れれば私にあてれたと思うけど近距離だし、それに何と言ってもまっすぐ飛ぶからよけやすいんだよ


「ヒナの武器は避けやすいからね、ナギサもヒナの腕前がここまでとは思ってなかったろうし」

「ナギサ様わぁ何も悪くぅないんですぅ私がぁ使いこなせてないだけでぇ~」


現実にあったらとんでもない武器ではあるんだけど、ヒナが使ってる杖がガキョンガキョン変形して出来る魔道砲は凄いんだよ

重力の影響受けないし、風の影響も受けない、本当にまっすぐ飛ぶんだよ

だから避けやすいって言うのもあるけどね


「弓とかなら曲射も偏差も使えて私にあてれたろうけど、銃口を把握できれば避けれちゃうからね」

「タっくんならそれでもあてれますぅもっとれんしゅうしますぅ~」


タっくんって言うのはヒナの弟の建緋君の事だね、お姉ちゃん大好きっこで継承者として毎日修行してるよ

あと自分の名前を書くのが面倒だから改名するって言って、なんか申請してるらしい

画数多いと面倒だよね、私も苗字書くの面倒だし


「お姉ちゃんこれで試練は合格なの?ダメージをちゃんと出せてないの」

「ほぼ無傷」

「もうちょっとヒナとカリンのフォローしてあげようね。試練は合格だよ、ここまでやれれば十分だからね」


キャッキャと喜ぶ二人と、落ち込む二人

こんな時はとりあえずお茶でも飲んで落ち着くに限るよね、セバスの方を見ると心得たとばかりに頷いて準備始めたから少しだけ待つかな

7割の力の私と戦って誰も落ちてないんだから上出来だよ、団員達よりも個の力は上だね


「さぁ妹様方、とっておきの茶葉を使いましたのでお楽しみください」

「セバスさんありがとうなの!紅茶はあんまり飲まないけどいい匂いなの」

「美味しそう」

「はぅ~もうちょっとぉ真面目に修行しますぅ」

「ねえルーさん私変じゃないよね、仮に変だとしてもスズ姉のが変だよね?」

「アヤ様にくらべれば~五十歩百歩ですよ~」

「カリンもいい加減諦めて座りなさい、家の流派をある程度修めれるのは変人しかいないんだから」


セバス渾身の紅茶を飲んだら皆でほっと一息付けた、心が落ち着くしとっても美味しい


「姉さんここのショートカットアイテム欲しい」

「はいはい、これがアイテムね」

「宝石の原石?」

「そうそう私の試練に合格したらペリドットの原石なんだよ、これを森の入り口にある祠に置くと地下道に入れるんだよ」

「近道?」

「そうだね、森の下を通り抜けれるね。この神殿群のすぐそばに出れるよ」

「ワープしないんだ・・・」

「キャンプって言う名の長距離移動はしないとダメだね」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ここまで1話1話が面白く短くて一気読みしてきました! ここまで読んで疑問に思ったのは ・こんなに文明が進んでいるのに同性同士では子供を作れないのか?(子を残すためにも彼氏が欲しいと言っていたので) …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ