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123.進化とくらい

お読みいただきありがとうございます。

今年最後になります、次回は1/11になります。

年末が襲ってくる

ほんと私の妹は優秀だね、ちょっと答えを見せたら自分で直ぐに使ってくるんだもん

リアルに近い世界だし普段使えない業をいっぱい使えるけど、どうしてもゲームって認識が強いんだろうね

私達デスゲーム参加者は強制的にこの世界をゲームとは思えなくされたから、試行錯誤して業とスキルを混合したんだよね

生き残るには仕方なかったけど、今となっては流派の技を進化させるいい機会だったと思ったり思わなかったりするよ


「金剛羅刹なの!」

「ウィンドランス!」


スズがつかった金剛羅刹は例えるなら剛体術を強制的にできるスキルだね、一撃の重さが上がるけど動きが遅くなってリターンはデカいけど当たりにくい攻撃だよ

それを流転歩っていう家の技で変則的な動きをして、どうやって攻撃してくるか読めない様にしてる

カリンのウインドランスは中級の攻撃魔法だけど、早いけど威力が少ない魔法だけど

上手く息を合わせてスズにウインドランスを当てたことで、普通では出せない速度で私に急接近してきた


「おっと、ビックリしたよ」

「軽くいなしておいてそれは無いの!」

「空破掌!」

「残念それも見えてるかな」

「しってるよ、アヤ姉は凄いもん。だから避けられるのはわかってるからこうするんだよ!」


カリンの使った空破掌は、拳を振動させて内側に衝撃を伝える業だよ

私が鎧を着てるから選んだんだろうね、リバースマシーンになったクロを見てるから一応ちゃんと避けたけどビリっときたよ

雷魔法を使って麻痺を付与してたっぽいね、一瞬だけど動きが阻害されたね


「霜天喝破!」

「む、もう動けるようになってたんだ」


サチのスキル霜天喝破はスタンスキルだよ、当たると足元が凍り付いていくんだけどなかなか当たんないんだよねこれ

スズとカリンが業とスキルを合わせて来たことで、サチも復帰したらそうやって攻めてくると思っちゃったね

そもそもまだ動けないと思ってたけどさ


「こう来るってことは・・・そうだよね」

「なんでぇ死角からのぉ攻撃をぉ当然のように避けるんですかぁ~」

「来るってわかってるからね、仲が良いのも考え物だね」


動けない私にヒナが狙撃してきたけど、警戒してるから余裕だね

ビーム砲だから曲射が無いからよけやすかったよ


「さっきより良くなってきたね、その調子で頑張ってもらおうかな」

「「「「負けない!」」」」



妹達が気合を入れなおしてから早い物で40分がけいかしたよ

極限まで集中して動いてた妹達も限界が近いね、ちょっと前はよけれた攻撃がどんどん当たるようになってきたよ


「お姉ちゃんリアルよりも強いの、ジョブが強いのわかるけどそれでも強すぎるの」

「勝てる気しない」

「全然当たらないですぅ悔しいですよぉ~」

「上手く融合させれてないのあるけど、これはちょっとどうしようもないかも」

「それはそうだよ、リアルだと私まだまだだけど。こっちだと人くらいの実力になるからね」

「人なの!?とんでもないの」


人って言うのは家の流派の位だね

天人地の順番だよ、天地人じゃないんだよね

天を目指す人は地を踏みしめるべしなんだって

お母さんで地、お祖父ちゃんは人だね

ゲームの世界限定で私はお祖父ちゃんと同じレベルで動けるんだよ、一回だけ本気で戦うのを見る機会があったんだけど

遠くから見てても見失うレベルの動きの早さだったからね、残像とか見えるんだよ

あんな動きしてても天に至れないってどうやったら良いんだろうね?人を完全に辞めないとダメなのかな?


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