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120.普通の反応

お読みいただきありがとうございます。

適度な距離感を維持しつつめげないって大事かも

次回は描写がんばるっぴ

「お姉ちゃんが死にかけた話はまたじっくり聞くの、それはそれとしてそのままお付き合い始まったの?」

「え?普通に断ったよ」

「そうなんですかぁ結構劇的な告白だと思いますよぉ~?」

「考えてみてほしいんだけど、序盤のエリアで戦闘訓練してあげただけなのに急に最前線に来て告白だよ。ちょっとキモイって思ったよね、接点そんななかったからね」

「そこからどうやってお付き合いするようになる?」

「メイカがしつこかったんだよね、何度断ってもめげないし諦めなかったんだよ。それになんやかんや実力をつけて最前線にいたから、気が付いたら絆されちゃったんだよ」


ビックリするくらいしつこかったんだよね、最前線にいる私に追いつくくらいの実力付けてたのにも驚いたけどさ

団員の皆に聞いたらなんか私が前線に戻ったときに、グダグダ悩んでたから背中をみんなで押して前線までみんなできたんだって

私が断った理由がよく知りもしない相手に告白されて付き合うわけないって断ったから、よく知っちゃった時点で断る理由を潰されたんだよね


「2か月くらい死線を一緒に潜り抜けてたら、良いよって言っちゃったんだよね」

「死線を超えてたら気を許すのはわかるけど、姉が男の人と付き合うイメージがあんまりないから驚いちゃった」

「私を何だと思ってるんだとじっくり聞きたい発言だね」

「行き過ぎた妹至上主義者」

「それはそうだね、メイカにもリアルに帰ったら妹を最優先するって言ったんだけどさ。それでもいいって言われちゃってね、前肯定されると何も言えなくなるよね」

「どこにデーと行ったの!きびきび喋るの!」

「多分この世界の行けるところは全部行ったかな、攻略のついでではあるけど色々めぐったよ。だから

珍しくスズとサチのお願いだったのに、一緒にやるの悩んだんだからぁぬわー」


急にスズとサチが飛びついてきて、何とか耐えてたらヒナとカリンも飛び込んできて転んじゃった

辛い思いを私にさせたと思って感情が振り切れたと思うんだけど、私はスッゴイ心配だよ


「ちょっとサチもスズも大丈夫?」

「「いたい」」


いつものなんちゃって巫女服とかリアルの服装ならなんてことないんだろうけど、今の私は全身鎧でガッチガチなんだよ

そんな私に顔から突っ込んで、その後ろからヒナとカリンも突っ込んできてるからさ

鼻血もでてるし歯も折れちゃってる大惨事だよ


「ヒナ治してあげて、ちょっと話を続けれる感じじゃないから」

「全身鎧ってぇ抱き着くにはぁ適してないですねぇ~」


私達って毎日厳しい鍛錬してるから痛みには強いんだけど、気を入れてないときの不意の痛みには耐えれないんだよね

箪笥の角に足の小指ぶつけたら普通に悶絶するよ、鍛錬中なら余裕で耐えれるけどね


「姉さんが鎧着てるのが悪い」

「そういえばなんで鎧着てるの?ここに来る時に鎧じゃないとダメって感じだったの」

「あぁそうそう、ショートカットの証を発行するのに戦闘が必要なんだけどね、12星座ジョブの人間を倒さなきゃダメなんだよ。倒せなくても一定以上の戦闘をしないといけなくて、私も手を抜けないんだよね」

「ふぇぇ姉さまとぉ戦うんですかぁ~」

「獅子座の場所でもよかったんだけど、メイカの事を話したかったから場所はここにしたからね。それにこの場所って中は別エリア扱いで私の全力でも壊れないんだよ、頑丈にできてるんだよね」

「あ、これ本気でやる奴だ・・・姉達作戦会議しないと一瞬で終わっちゃうよ」

「ヒナちゃんもカリンちゃんも安心するの、戦闘は明日にして今日はお話しゆっくり聞くの」

「今の脳内は戦闘を考えるの無理」


怪我から復活してもスズとヒナはめげないって言うかブレないって言うか

今日先頭までするつもりだったけど、ログアウト寸前まで色々喋っちゃうことになったよ

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