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118.

お読みいただきありがとうございます。

平均的にすべて2番手って最強なんでは?名前も出るよ

「恋バナか~でも喋るようなことないよ?最初は仲悪かったけど色々あって仲良くなっただけだし」

「それを聞いてる!」

「そんなに面白くない話だけど、最初の街にギルドハウスあったでしょ。最初は初心者救済目的で出来たギルドだったんだよ、攻略に舵切ったのはあいつが死んでからだね」

「端折ってますぅその間の色々を聞きたいんですぅ今日はもう冒険とかしないで良いのでぇじっくり喋ってください~」

「私も含めて姉達も男子の陰なんてないんだよ、一番ないと思ってたアヤ姉がお付き合いしてたなんて閉店の霹靂だよ」

「色々言いたいことはあるけど、閉店じゃないからね。もうちょっと勉強しようか・・・」


素で行ったみたいで顔を真っ赤にして恥ずかしがってるけど、他の妹達はめちゃめちゃ責めてる

私としては話を変えるいい機会だからよかったけど、みんなにしたら余計なこと言ってって話だもんね


「じゃあ最強の理由を先に説明するよ、恋バナは後でね。あいつ、メイカはね「(ライトニング)(ホーン)」って言うジョブだったんだよ。ジョブアビリティも強力だし何より本人の才能が凄かったんだ」

「むぅ恋バナ効きたいけど仕方ないの、ジョブの名前的に雷を使うジョブなの?」

「どっちかって言うと光だったと思う、威力が強すぎて光の本流にしか見えなかったからね」

「才能って家基準?ゲームの?」

「どっちもだね、お母さんもお祖父ちゃんも認めると思うよ凄かったから。ゲームシステムを使いこなすゲーマーとしての才能と、人体操作だったり技の根幹を掴むのが上手かったんだ」


オジサンみたいな頭がおかしいレベルの弓ってわけじゃなかったし、レイアほどの理不尽なアビリティってわけじゃなかったし、ナギサほどの魔法を使えるってわけじゃなかったし、私ほどリアルの技量で圧し潰すわけじゃなかった

でもすべての面において2番目って感じだったね、総合力で見れば最高戦力だったよ

それに私を含め自由気ままで傍若無人で自分勝手な12星座ジョブとそのギルドを纏めてたんだから、あれはあれでどこかおかしいんだろうね

どの分野でもトップにはなれなかったけど、1番の技術を吸収してとんでもない速度で成長して使いこなしてたからね

皆も得意分野なら勝てるけど、全力でやりあったら負けるって認めてたよ


「スキルはどんな感じだった?本にもその辺書いてなかったから気になる」

「高速移動と雷を打ち出すとか派手なのとかと、神経を流れる電気をコントロールして反射速度を人間の何倍にもしてたね」

「そんなの凄い不可かかりそうなの、リアルだと無理なの」

「恐ろしいことにその手の技もあるんだよね、後継者だけが覚える技ではあるけど」

「頭おかしい」

「私の弟もぉ人の枠から外れちゃってたんですねぇアヤ姉さまとぉカリンちゃんわぁ人外だと思ってましたけどぉ」

「ヒナ姉酷いこと言わないでよ、サク君も私も人だもん。アヤ姉みたいに人外じゃないもん」

「いやいや、私も人だからね?」


ちょっと回復力が人じゃないだけでそれ以外は人だと思うよ、たぶんきっと


「カリンちゃんも灼光使えるから人じゃないの」

「・・・否定できないかもしれない」


灼光って言うのは心拍数を強制的に上げて、身体能力を強引に上げる技だね

負担が凄いから長時間使うのは危ないね、打撃を中心に修めるうちに生み出したよ

移動するときに充血した目が赤く光るから灼光って名前になったらしい


「どんな時でもどんな場所でもどんな空間でも万能に戦える、だから皆が認める最強だったんだよ」

「なるほどわかったの」

「じゃあ恋バナ続き」

「メインをぉ話してえださいぃ~」

「ここからが本番だよ」


欠片も諦めてくれないんだけどぉ

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