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114.ドングリの背比べと差?

お読みいただきありがとうございます。

ギリギリの名前かもしれない

ドワーフの里には帰りもよることになったよ、なんかカリンの武器を作ってくれるらしい

ビビっときたんだって、なんか降りて来ちゃいけないのが降りたっぽい

それに妖刀ももっと見せてくれぇって縋り付いてた、あんなに従順な妖刀見たことなかったみたい

革命きちゃー!って奇声を上げるドワーフ(おっさん)はやべぇ

ドワーフのテンションに押されて妖刀も震えてたよ、キマった顔して薄ら笑いでにじり寄ってたからね普通に怖いね

そんな狂乱の里を出て半日ほど歩いたらエルフの里に付いたよ


「これがミーム汚染」

「え、サチどうしたの急に?」

「エルフの胸は慎ましい物って昔は決まってた、それがいつの間にか豊かな胸を持ってる作品が増えて私は遺憾。だいたい森で生きる種族が適応して生きて行こうとしてなんで胸に栄養が蓄えられるのか、きっとこの世界のエルフは雑食。植物性のエネルギーだけであんな胸になるはずがないあってはいけないギルティ」


どうやら平均的に胸の大きいエルフにお怒りの様子、最後の最後で怨嗟が漏れ出てるよ


「装備を更新したらすぐに行く、ドワーフは仲間」

「ナチュラル幼児体系の種族と同族意識もっちゃダメなの、身長だって違うの」

「喧嘩買った」

「はいはい、往来で騒いじゃだめだよ。生きてると思うから知り合いの所に装備を買いに行くよ」

「「は~い」」


妹達を引き連れてエルフの里を進よ、この世界のエルフは20歳くらいまで普通に成長してそこから最後まで見た目が変わらないタイプだよ

ハイエルフに種族進化してて年齢不詳になった知り合いがいるんだよ、前にここに来た時にビューティーとマッスルの弟子になったんだよね


「あ~ここだここ、お~いディーいる~?」

「店先で叫ぶんじゃないわよ!普通に入ってくればいいでしょうが!・・・あれ?アヤじゃない」

「やっほ~久しぶり妹達の防具をみつk「マスター達はいないの!!ねえちょっとマスター達を連れて来なさいよ、なんで貴女だけきてんのよぉぉ」


私を見てビューティーとマッスルもいるのかと思ったみたいで、不意にキレられたんだけど

そんなこと言われても、いないもんはしょうがないじゃない


「ディーさんは何歳?」

「え?はぁ?初対面でそんなこと聞いてくるってどうなのよ」

「大事な事」

「まぁ別にいいけれど、確か439歳とかだったと思うわよ。祝うことも無くなって正確にはわかんなくなっちゃったわね」

「先輩!」


ディーはとっても奇麗な子なんだけどね、胸がね平なんだよね

サチは同志を見つけたみたいで嬉しそうだよ


「そう、貴女も苦労してるんでしょうね。私でよかったら何時でも愚痴に付き合うわよ」

「先輩尊敬する」

「でも、あんなデッカイのが近くにいて大丈夫なのかしら?」

「平気、普通にデカいのは妬ましい。でもデカすぎると争いの無常さを感じる」

「確かにあれは憎しみとか湧く前にどうなってるのか気になっちゃうものね」


ちなみに初対面でかなり仲良くなったサチとディーだけど、この後でどっちが大きいかのマウントの取り合いに移行してたよ

そんな争いを止めたのはヒナだった


「そんなことよりぃ早く装備見せてくださいよぉお二人の大小なんてぇ微差?誤差?僅差?まぁどうでもいい範囲ですよぉ~」


ヒナ・・・恐ろしい子!?


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