113.昨日はお楽し
お読みいただきありがとうございます。
モフモフ描写は
バウワウ族の里で一泊して次の里に向けて出発だよ、昨日の夜は大変だったからさっさと行くよ
もうねスズとサチが片っ端からモフモフして堕としまくって大変だったんだよ、獣化した状態の獣人をモッフモフして幸せそうだったけどね
200人くらいの里だったんだけど、全員がわーっとスズとサチに突っ込んで行く絵面はパニックホラーだったよ
スズとサチは獣人の里を全部回ろうとしたけどヒナに止められてた、正直一日目にして飽きたらしい
そこまでモフモフが好きじゃないヒナは、さっさと目的地に行きたいみたい
カリンはどっちでも良い感じだったけど、スズとサチに任せてたら何日たっても前に進めないからね
「体がもっとモフモフを求めてるの、次のモフモフを早く欲しいの」
「人の欲は無限、早くモフル」
「姉さま達に任せるとぉぜんっぜん進めないのでぇアヤ姉さま厳選してくださいぃ~」
猫と狐の獣人はスルーしないとダメかな、妖刀から懇願するような視線を感じるからね
バウワウ族に聞いた感じ兎も昔と変わんないからスルーだね、里は狩猟や装備作成で周辺の里と交流してるんだよ
ただ兎の獣人だけは歓楽街運営してるんだよね・・・
ピンク色のお店しかない里なんだよあそこは、露出も多い服しかないし教育上よくないから行けないよ
「進む道的にも熊とかどうかな?」
「クマさんモフれるの!リアルだと危なくてできないから楽しみなの!」
「クマ!蜂蜜集めていく」
サチのイメージは黄色い半裸かな?
気は優しくて力持ちな種族だから、怒らせなければ良い人達なんだよね
「カリンも喜ぶんじゃないかな?熊の所には温泉もあるし」
「スズ姉サチ姉さっさと行くよ、いつまでも犬をモフろうとしてるのちゃきちゃき歩いて」
湯船につかるためにカリンが二人を押してるね、モフモフに取りつかれた二人を押し止めるって凄いね
「何か面白い物はぁあるんですか~?」
「面白い物はないかな?昨日聞いた感じだと蜂蜜が美味しいってくらいだったと思う」
「嫌いじゃないですけどぉ面白くないですねぇ~」
ヒナはちょっと飽きちゃってるね、ヒナは色んな所に行くのも好きだしそのために地道にレベル上げるのも好きだけどモフモフに興味が無いからね
「まぁ熊の次はドワーフの里だから我慢しててよ」
「何にもしないで一日ぼーっとするのはぁ大変なんですよぉドワーフさんは面白い装備とかあるんですかね~?」
しばらく歩いて熊の里に着いたよ、正確にはムーンリング族だって
やっぱり頭悪いネーミングだよね
私は族長と話をしに行ったんだけど、妹達はそれぞれ自由に動き回ってる
スズとサチはモフモフしてるし、カリンは温泉に浸かってる
ヒナは蜂蜜料理を堪能してるしで今日はこの後のんびりだね
翌日はドワーフの里に向けての移動日になったよ、獣道をルンルンで進んでいく妹達を後ろからねっとりと見ながら進んだよ
ドワーフの里は獣人の里とは違って建物からして近代的だった、バロック風だっけそんな感じ
モフモフが居なくて元気がない二人が私に抱き着いてきたので、ここ数日放置されててしょんぼりだった私は元気になったよ
ヒナとカリンはドワーフのお店を見てキャッキャしてる、気に入ったのが有ったら買ってあげるつもり
ドワーフたちもカリンのメイン武器を見てぬはーってなってる、なんかとんでもないもの作りそうでちょっと怖いね
明日はエルフの里に行って、明後日には目的地に着く予定だからのんびり行こうかな