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104.変形武器は質量よりもロマンを求めましょう

お読みいただきありがとうございます。

変形機構のある武器はロマンがあるよね

妹達が頑張った結果、ドラゴンは首と左足と腰の骨がボッキボキに折れたよ

団員たちが翼を片方切り裂いたので、飛べないしまともに動けない可哀そうな状態になってる

皆で安全を確保しながらベチベチ叩いて、ブレスが来るタイミングで暴発させて投げ落としてるね

こうなっちゃうとドラゴンが可愛そうに見えてくるけど、あいつレイドボスだから一切の容赦はしないけどね


「アヤちゃん、妹ちゃん達も凄いね~!あのドラゴンの口を物理的に閉じさせたり投げ飛ばしたり、物理法則とかやっぱり無視してるよね(*‘∀‘)」

「スキルありきだから、リアルだとあそこまでは出来ないよ。スズとサチの合体技はあんなに速度でないし、カリンもあそこまで大きいのは投げ飛ばせないよ。岩位だったら砕くし、軽トラだったら投げ飛ばせるだろうけどね」

「リアルでそんなことできないよ(; ・`д・´)」


意外とできるよ人間頑張れば

だって私は居眠り運転したトラックが横断歩道に突っ込んできたときに、女の子守りながらトラック投げ飛ばしたもん

勢いあるから力のベクトルを変えるだけで吹っ飛ぶんだよ、家の流派を修めてて良かったと思う数少ない瞬間だね

なんて話をしてたら、ナギサがリポップしたモンスターを撃ち漏らしてた


「ちょっとナギサ気を抜きすぎだよ、みんな真面目にやってるんだからさ」

「今のはアヤちゃんが悪いよ、なんでリアルでトラック投げ飛ばしてるの。急にそんなこと言われたら手元も狂うよ\(゜ロ\)(/ロ゜)/」

「人間の可能性は無限だからさ、やろうと思えば何とでもなるよ」

「確かに・・・やれるともやろうとも思ってなかったかも・・・」

ナギサ!騙されたらあかんぞ!!アヤは規格外やからな、マネとかしようとしたらアカンでー!

「っは!危うくアヤちゃんに毒されるところだった、セツナちゃんに感謝しないと」


セツナが戦闘中なのに私達の会話に遠くから声かけて来たよ、結構離れてるのに耳が良いね

高速移動を習得してるナギサも、一般人から足を踏み外してるんだけどなぁ

雑魚狩りしてたらスズがピューッと走り寄ってきた、なんか興奮してるね


「お姉ちゃん!お姉ちゃん!ヒナちゃんの杖がガキョンガキョンッって変形してライフルみたいになったの!!なんなのあの杖なんなの!!」

「え、何それ私知らない・・・」

「え!?お姉ちゃんも知らないの!?」

「あ、その杖は私のプレゼントだよ~ヾ(*´∀`*)ノ」

「なんかメカメカしい杖だなぁとは思ってたけど、性能はトップクラスだったからスルーしてたけどさ」

「機械ぎじゅちゅを詰め込んだ杖だよ、元々魔導書装備してたけど杖のが魔力効率が良いからね」

「詰め込み過ぎなの、あと質量が増えてるの謎なの」

「科学じゃなくて機械技術だからね、SF要素でギュインギュインだよ。あれだけ私を応援してくれてるし、良い子だからプレゼントしたよ(∩´∀`)∩」


気になってパっとヒナの方を見たら変形した杖で、ドラゴンの目を正確に狙撃してた

流石は遠隔攻撃の家の子、狙う時間もごくわずかだし精度も高いね


「っは!納得しかけたじゃない!!ナギサもうちょっと詳しく説明して、スズは前線に戻りなさい」

「は~い、行ってくるの!」

「んとね、あれは最大MPを攻撃力に変換して打ち出す魔力砲だよ。ReRのころの隠し武器だね、ヒーラーも攻撃できるようになる面白武器だけど、あれ使ってるときは回復できなくなるデメリット付きだね(´ー`)」


やべぇ武器じゃんロマンはあるけどさ

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