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賢者から怪盗に転職しました  作者: レオナールD
第3話 ホーンテッド・キャッスル
38/62

登場人物

黒野カゲヒコ(怪盗シャドウ)


 元・勇者パーティーの賢者。現・怪盗。

 今回の依頼達成により新しいアジトを手にいれた。念願のマイホーム。念願のコレクションルームをゲット。せっかくアジトを手にいれたのにすでに同居人がいる。なぜかサーナも入り浸っている。

 最近のマイブームは手にいれた財宝を鑑賞しながらワイングラスを傾けること。下戸で酒は飲めないため、中身はぶどうジュースである。






サーナ


 食堂のウェイトレス。闇ギルドのエージェントでもある。

 カゲヒコにサブロナ城での依頼を仲介する。カゲヒコがサブロナ城をアジトとして手に入れてからは、ひそかに城の客間を自分の部屋として改造した。部屋の壁には額縁に入ったおっぱいの神様のお守りが飾ってある。

 最近のマイブームは腕立て伏せ。大胸筋を鍛えると胸の発育に良いらしい。5回が限界。






ルリア・サブロナ


 サブロナ城に棲んでいるレイスの少女。姉の言葉を守って、死後も家宝を守り続けていた。生前から【死霊術】の才能があり、アンデットを召喚する力を持っていた。レイスになってからその力はさらに強くなり、一国の軍勢に匹敵する死者の軍勢を呼び出すことができるようになった。財宝目当ての冒険者をことごとく殺した罪により天国の門をくぐることができなかった。一人で地獄に行くのは怖いため、カゲヒコが死ぬのを待っている。

 最近のマイブームは着せ替え人形。召喚したスケルトンに色々な服を着せている。特に熱いのはメイド服。メイド姿のスケルトンを30体ほど造って帰ってきたカゲヒコを出迎えた。






サリア・サブロナ(ロット男爵夫人)


 ルリアの姉。トライデント公国の貴族。

 50年前のサブロナ城落城の際にルリアを城に残していき、結果として死に追いやってしまった。ルリアを死なせた罪悪感から心を病んでしまう。ルリアを成仏させるためにサブロナ城の財宝を盗むように闇ギルドに依頼を出す。ちなみに、家宝は別に大した宝ではない。

 死後になってようやくルリアと再会して、二人そろって天へと昇る。先に天国の門をくぐり、天国に入った後でルリアが門前払いをされたことを知る。また妹を置き去りにしてしまったことで心を病み、枕を濡らす日々。せっかくの天国なのに全然、楽しくない。ある意味では一番の被害者。


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