SFXー0諸元 ~ぼくがかんがえたさいきょうのろぼっと~
作者の設定メモです。
SFXー0(名称未登録)
分類:惑星防衛用機動要塞。
全高:120メートル(星の騎士形態)。
全長:180メートル(星の剣形態)。
重量:3000トン。
動力:ヒステリックエンジン。
装甲材質:スペースチタニウム。
本体武装:超鋼拳。プラズマインパクトガン。80連装ホーミングフェザー砲。ラピッドエッジ。
オプション:プロミネンス砲。他。
操縦者:エリュシアリア・ミュウ・センチュリオン。
アルコード文明が惑星リデルタに与えた人造の守護神。アルコード文明は本来他文明の運命に関渉しない方針をとっているが、移民を認める条件に、リデルタの神から惑星防衛を任されたことからアスラネットワークサービスによって開発、建造された。
運命は現地の人々の手で切り開かれるものであるというアルコード文明側の法に基づき、運用は移民先の現地人から選ばれた守護者によって行われる。
他文明や危険な宇宙生物からの攻撃に対し単機で対処するため、極めて高い戦闘力を持つ本機であるが、三次元宇宙での運用に最適化されており、多次元宇宙の技術は極力使わないように設計されている。そのため、例えアルコード文明やアスラネットワークサービスから切り離されても戦闘力の維持が可能。また、将来現地文明に本機が譲渡されることも考慮して、構成する部材は全て星系内で採取可能なものが使われている。
外観は危機的状況においてもそこに住む人々の希望となるようにデザインされた。本体色は白地に金。マントを羽織った騎士を模している。完全な人型ではなく背面には大型の尾部が生えているのが特徴。また、背面にはリング状のエッジビットが後光のように装備されている。
剣型の巡行形態である星の剣への変形が可能。機動力に変化は無いが、星の騎士形態では関節で分断されている内部空間が接続されるため、居住性が向上する。
大気圏内外で超光速航行が可能。ただし、用途上想定する運用範囲を惑星リデルタから3光年以内とされており、分類としては機動要塞とされている。しかし、実際は外宇宙航行に耐えうる十分な性能を持っており、恒星間航行能力、次元航行能力共にオプションとして追加することが可能である。だがそれらを使用し外宇宙に出る場合は、航行に必要な資格、免許(アルコード文明基準)を操縦者が取得している必要がある。
コックピットは重力が遮断された直径6メートル程の球体になっており、複数人の搭乗が可能。本機は超光速戦闘を想定しているため、通常空間で、ましてや人間による操縦では、到底本来のスペックを発揮することはできない。そのため、操縦者はメインコンピューターに意識をフルダイブさせ、最大10万倍の速度で時間が流れるVR空間で操縦を行う。通常空間でのマニュアル操縦も可能だが、あくまで補助的なものである。機内には居住区があり、長期の作戦にも対応可能。アスラネットワークサービスによる空間拡張や、空間接続サービスにも対応しているが、利用するには操縦者がサービス料を支払わないといけない。
動力炉。
SFXー0には超新星爆発3個分の出力を発揮するヒステリックエンジン搭載されている。
これは7次元宇宙を数式に置き換えた際3次元宇宙との間で発生する矛盾を動力とする機関であり、数式が解けず宇宙が癇癪を起こすと提唱された際の論文に記載されたことからその名がつけられた。理論上7次元より下位の世界では宇宙が崩壊するまで無制限にエネルギーを生み出すことができるため、超新星爆発3個分というのは搭載される機体側で設定された上限である。
非常に強力な動力であるが、その原理故に数式が成り立つ空間にいる場合稼働しないという欠点があり、またアルコード文明では万能因子を直接エネルギーに変換するというより安全で効率的な技術が確立されているため、移民惑星などの限られた場所でしか使われないような兵器にしか採用されていない。
武装/装甲。
本機に搭載されたビーム兵器には容易に無効化されないよう量子的な暗号がかけられている。また装甲も同様の暗号化処理が施されてあり、並の攻撃では傷ひとつ付くことは無い。逆に暗号を解析された場合、自機が放ったビームを跳ね返されたり、防御性能が大きく低下することになる。
守護者となった者はSFXー0に搭載された武装をナノマシンで再現して使用することができる。ただし、威力は生身で使用できる程度に大きく制限される。
超鋼拳:鋼の鉄拳。指先は鋭く、相手を引き裂いたり、戦艦の装甲を易々と突き破る貫き手を繰り出すことができる。
プラズマインパクトガン:両腕部に搭載された主砲。プラズマ化した重金属粒子をパルス状に発射する。威力が高く使い勝手が良い。
80連装ホーミングフェイザー:尾部に搭載されている。ビームを屈曲させて複数の敵を同時に攻撃できる。
収束フォトンレーザー砲:小型の目標に使われる対空火器。
ミサイル:各種弾頭を変更して使用する。本機においては補助的な兵器。
ラピッドエッジ:通常18基搭載しているファ〇ネル的な武装。合体することで近接武器を形成したり、特攻させたりする。
プロミネンス砲:本機最大火力である大型の荷電粒子砲。内臓武装ではなく外付けのオプションという扱いのため、本体マニュアルのインストール前のエリュシアリアでも再現して使用できた。しかし、本来あるべきFCSと接続されておらず目視による照準で発射していたため、命中率や安定性に欠けていた。
読者様喜ばせようと戦闘入れてたらこんな展開になっちゃいました。本当はSFXー0ももっと後に登場させるつもりでしたが、ゴジラVSコング見た影響で……怪獣同士のバトル良かったですね。ロリも可愛いし……
そのせいで、後に起こる南城門前事件あたりのえりゅたんの弱さに矛盾を感じるようになってしまいました。全て作者の構成の甘さが原因です。
読者様におかれましては落ち着かない展開かとは思いますが、何卒最後までの応援よろしくお願いします。




