生えちゃった
えりゅたん最強チートヒロインですから指くらい生えてきます。
気が付くと馬車の中で寝かされていた。
頭は少しぼーっとするが、身体に痛みは無い。
私は確かあのウェアウルフに指を……
右手の指をほぼ根元から噛み千切られたところで記憶が途切れている。
……ある。
恐る恐る手を見ると両手ともちゃんと指がそろっている。ぐーぱーしてみるけど異常はなかった。
私はほっと胸を撫でおろす。
どうやら気のせいだったようだ。
あれからどうなったんだろう? 戦いがあったのは夢じゃない……と思う。
湿ったハンカチがおでこから落ちる。
どうやら、私はここで看病されていたようだ。服も着替えさせられている。幸い大きな怪我は無かったようだが、あの場で何らかのダメージを受けたのは確かだろう。
敵は? 皆は?
窓の外が明るい。かなり眠っていた気がするから1日くらい経っているのかもしれない。
ぐぅ~~。
とにかく、お腹の虫が暴動を起こす寸前だ。私が食料を求めて重い身体を起こそうとしたとき、馬車に誰か入ってきた。ファーファだ。私が目を覚ましているのに気付くと、彼女は慌てたように声を上げた。
「ひ、シーリアさん!? 誰か!? ブレイウッド二等兵が目を覚ましました!!」
一瞬姫様って言いかけたな?
年上だし同期で階級も同じなんだから呼び捨てで良いって言ってるのだが、結局彼女も、彼女の幼馴染のふたりも私のことをさん付で呼ぶことに落ち着いたようだ。なんでも年下という感じがしないという理由らしい。まあ、中身は三人よりずっとお姉さんですから。
傍目には変に見えるだろうけど、私も関係性を強要したくはないから呼びたいように呼ばせることにした。
見慣れた兵衣姿のファーファ。背はそれほど高くないけど、彼女の身体は12歳と思えないほど成熟している。ふくらんだ胸元。短いスカートから伸びた肉付きの良い太ももに目が引き付けられる。
ふわふわのロリ巨乳美少女。まったくけしからん奴だ……
私は空腹でふらつく頭でファーファを手招きして、駆け寄ってきた彼女をその場で組み伏る。
「きゃっ!? ひ、シーリアさん!? いったい何を!? ひっ!? ひゃん!?」
軍に入ってからどうにもおっぱいが足りない。圧倒的に足りないのだ!
生で拝む機会は結構あるんだけど、触れ合える機会が中々ない。特にファーファにはいつもふたりの幼馴染がくっついている。レノアはともかく、リオン君の前でこんな姿は見せられないからね。
「はうっ!? い、いけません!! はしたない……です。あっ……だめっ!!」
「美味しいそうな身体してるファーファが悪い。むふぅ」
愛い奴じゃ、愛い奴じゃ。
掴んだ胸を揉みしだく。ファーファの胸は流石にシナリィよりは小さいが、それでも私の手には余る程のサイズ。それに彼女はまだ12歳。将来のポテンシャルは計り知れない。
甘えるようにファーファの胸に顔をうずめる。兵衣越しではあるが、しっかりと伝わってくる柔らかな弾力と温もりを堪能する。
年頃の女の子ってなんでこんなに良い匂いがするんだろう?
最初会った頃は真っ白だった彼女の肌は、軍隊生活ですっかり日に焼けていた。胸の感触だけで満足できなくなった私は健康的な少女の首筋に舌を這わせる。
「ひっ!?」
びくりと反応するファーファ。力持ちのファーファならその気になれば私を止めることくらいできただろう。しかし、されるがままの彼女に私はどんどんエスカレートしていく。
「もう、可愛いなぁ……それに、柔らかくて美味しそう……あむ」
「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
首筋に甘噛みすると悲鳴があがった。同時にどやどやと馬車中に兵士がなだれ込んでくる。
「何だ!? 何が起きた!?」
オバリー大尉。レノア。それにリオン君。
良かった。みんな無事だったんだ。
そんな私の胸の内などつゆ知らず、眉間に血管を浮かせたオバリー大尉は拳をわなわなと振るわせている。
「また!! お前は!! 何やっとるんじゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「あいたぁぁぁぁぁ!?」
げんこつを落とされる。ファーファは私が悶絶している隙に逃げ出して、レノアとリオン君の後ろに隠れてしまった。
待って!! 私のおっぱい!!
くっそーー!! オバリー大尉め……大体またって何だよ!!
私は涙目でオバリー大尉を睨みつけるのだった。
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