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URLから始まるデスゲーム!  作者: ねぎとろ
3章 記憶のない天使

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ハロウィン特別編1

本編とは無関係ですよ(´・∀・`)

 今までの話は置いといて、今日はハロウィン!!


 もちろん、このデスゲームの世界でもハロウィンはある。

 そして、今日は記念すべきハロウィンである。


 それでは、本日はエンマ達の味わったこの世界でのハロウィンについて話をしましょう。


 今回は本当に本編とは関係ないからね!


 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼


 エデンの塔が20階ほどまでしか到達されていない時、この世界にハロウィンは訪れた。


 街の景色は一瞬で変わり、NPCも仮装をしている。


 そして、何故かエデンの塔は封鎖され、外に出るモンスター達まで仮装をしていた。


「なんだよこれ……ハロウィンってこんな風になるのかよ」


 プレイヤー間の噂では、ハロウィンの日になにかあるとは聞いていた。


 だが、まさかメインであるエデンの塔を封鎖してまで開催する、大規模イベントとは思わなかったのだ。


「ほらエンマ。ボサっしてないで、早く着替えなさい? どうやら、今回のイベントは仮装をしなきゃダメみたいよ」


「はぁ……マジかぁ……そのために運営から仮装道具が配布されたの訳ね……納得だわ」


「でも今回のイベントで手に入るアイテムは相当良い物よ? なんてたって、死んだ人を生き返れせる薬が手に入るんだから!」


「いやいや、ゾンビとしてだからな? 正直めちゃくちゃいらないと思うぞ?」


「と、に、か、く! 早く行くわよ!」


「お前なんでそんなテンションたけえんだよ……」


 ハロウィンというイベントにテンションが上がっているのか、シズクは俺のことを無理やり引っ張り、イベント会場へと足を急いだ。


 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼


『さぁ始まりました! 仮装コンテスト! 司会はNPCである私によってやっていきたいと思います!』


 突然転移石で転移したかと思えば、辺りは夜になっていて、始まりの街に俺たちは居た。


 そして、広場では仮装したプレイヤー達が人口爆発するんじゃないかと思うくらい存在した。


「さ、私たちはエントリーしてあるから、コンテストに出るわよ!」


「えぇ……いつの間にエントリーしたんだよ……」


 シズクのように俺は乗り気ではないが、それでも、シズクが楽しそうにしているところを見れれば俺は嬉しかった。


 その笑顔のために今この場に居るまである程だ。


『それでは! ハロウィン恒例!仮装コンテスト! 今ここに開催致します!! エントリー人数、なんと5人! 少ない!! それでも、皆様賞品を求めて頑張って下さい!』


 司会の放送を聞きながら、俺は密かに思ってしまった。

 そりゃ、ゾンビにして生き返らせる薬なんていらねえよ……と。


『それでは、まずは一人目!

 エントリーNo.1 「ヴァンパイア騎士!」』


 俺はこの名前を聞いた時、イケメンを想像していた。

 だけど、予想は裏切られる。


 エントリーした時に名前は自分で決めれるのだ。

 想像とは違うのはしょうがない……


「僕こそがこのコンテストを優勝す……」


『残念!!「ヴァンパイア騎士」さんは開始5秒で脱落!! さすがにおっさんじゃ評価はもらえなかったようです! そして、評価を貰えないと強制的に終了するそうです! 私も初耳!!』


『それでは続きまして!

 エントリーNo.2「包帯男!」』


 名前を呼ばれても誰も出てこない。

 観客たちも、騒がしかったのが沈黙になってしまうほどだ。


「ほら、エンマ!あなたよ?」


「えっ!? 俺なの!?」


 俺はシズクに背中を押され、無理やり会場の真ん中に立たされる。


『それでは!「包帯男」さん! 自己紹介をお願いします!』


「あ、えっと……おっと……えー……」


『はいしゅうりょー!!!!包帯男さん! 喋れず緊張して終わりです!! 残念!!』


 みんなから見られることに緊張してしまった俺は、結局何も喋れずに終わってしまった。


 その後、シズクに色々言われたのは言うまでもないことだ……


『それでは! エントリーNo.3からは次回でお愛しましょう!!』

ハロウィン2は六時頃で!

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