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異世界エース  作者: 兄二
13,Make fun
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174話 土人形



 翌日、二人は予定通りに坑道の入り口に立っていた。

 昨日と同じように、変わらず、坑道は薄暗いその口を開いている。


「いこっか」

「ああ」


 二人は短く言葉を交わし、中へと入っていく。

 内部では乳白色の岩肌に、申し訳程度に明かりが付けられていた。


「ふむ……」


 コテツは少し意識的に周囲を見てみることにする。


「どうかした?」

「何か見えないかと思っただけだ」

「見える?」

「いや。特には何も見えん」


 しかし、当初はこの目の経過観察と鉱石採掘が結びつかなかったが、こうしてみると試験運用には丁度いいと思える。


「いや、見えた。昨日の蝙蝠か。だが、普段の感知範囲と変わらんな」


 天井近くを動く魔力を見つけることができたが、それより先に普通に目で見ていた。

 特に何のことはなく、蝙蝠は剣で切り裂かれる。


「どっちかと言うと宝探し用だよねぇ……」

「そのようだな」


 それから、いくらか歩いたところで、不意に奥側から打撃音が漏れ聞こえてきた。


「人間の戦闘音のようだが?」

「私くらいしか使わないけど、別に他の人が入っても全然かまわないんだよねぇ」


 確かに、特に閉鎖も行っていない以上、他に誰か入っていてもおかしいことは何もない。


「だが、いやに続くな。見に行くか?」

「そうだね」


 響き続ける戦闘と思われる音。

 コテツとカーペンターであればまず苦戦しない、数十秒で終わる戦闘が長く続くのが気になった。

 二人は速度を上げ、ほどなくして、人影と戦う魔物を見つける。


「苦戦しているようだな」


 呟くとともに、コテツは更に加速した。


「あれは?」


 速度を上げたため、少し後ろに位置するカーペンターにコテツは問う。

 視線の先にあったのは坑道では初めて見る、土くれの人形だった。

 それに襲われ、苦戦する冒険者らしき人間の姿も見える。


「天然もののゴーレムだね! 見ての通り土や岩の塊だよ! 岩や土が魔力によって変質したと見られていたけどそれだと上手く説明ができないこともあって近年の研究では土の中にいる目では見えないような生物が群体となってその体を動かしていると見られているよ」

「そういうことは後にしてくれ。注意点はあるか」

「ないよ。解体すれば土に戻って、凄く長い時間をかけてもとに戻る。そういう意味では殺しきるのは難しいと言えるけどね」


 どうやら、前に迷宮最深部で見た巨大なゴーレムに似てはいるがまったく別物のようだ。

 少なくとも、あの時ほど厄介ではないらしい。


「死にたくなければ伏せていろ」


 そのまま走って、コテツは戦闘中の人間に言い放った。

 薄暗くて男か女かも分からない人影だったが、驚きの声は低い男の声だった。


「え!?」


 驚きつつも、男は身を屈めた。

 その上を横切るように、コテツは跳躍しながら拳を突き入れる。

 不細工な人型の顔面が、弾けるようにして消える。

 だが相手は人間ではないため、それだけで死ぬようなことはない。

 空中にいるコテツを狙って土の拳が放たれるが、コテツはその手を掴んだ。

 そしてそのまま、空中での姿勢制御。手を支点に、足から潜り込むような動き。

 この辺りの姿勢制御は、SHやDFで慣れている分、これから放つ技の本来の使い手よりも手馴れていたと言えるだろう。

 コテツが内側に潜ろうとした分、相手の拳が流れ、想定外の体重移動となり、そこに更にコテツの足がゴーレムの胴体に着きその体重移動を後押しさせる。

 ゴーレムの足は、簡単に地面を離れていた。


(かなり乱雑に分類すればフランケンシュタイナーになるのか……? いや、違うか)


 王都襲撃の際に見て覚えた投げ技は、習熟により、大分無茶が利くようになっていた。

 ゴーレムが、身を屈めていた男の背後に叩きつけられ、バラバラになる。


「無事か」

「あ、ああ……、お前たちは……」

「仕事中の兵士だ」


 男の問いに、コテツは簡潔に答えながら、その男を観察した。


「へ、兵士? なんで……」

「仕事中だと言ったぞ。護衛だ」


 そう言ってコテツはちらりと視線で背後を示した。


「着いたと思ったら終わってた! 活躍がない!!」

「一応だが、君は護衛対象だ。戦う必要はない」

「がーん、だね。お姉さんもいいとこ見せたかったなぁ……」


 そんな風にやってきたカーペンターと、コテツの姿を、男はしばし交互に見比べていた。


「学者だ」

「護衛です」


 そう言ってコテツとカーペンターはお互いを指し示した。


「え、ああ? 僕は、そうだな……、冒険者だ」


 男が遅れて言う。


「カーペンターだ!」

「コテツだ」

「ん? あ、グンゼだ」


 よくわからない会話のリズムに首を傾げながらも男はグンゼと名乗った。

 近場でよく見ると、茶髪の若い男だった。

 眼鏡の奥に切れ長の鋭い目を持つ青年である。


「そうか、君は何故ここに?」

「採掘だ。他にここに何があるというんだ、お前は」


 眼鏡に手をやりながらグンゼは言った。


「確かにそうだが。いやに軽装だな」

「下見のつもりだったんだ」


 そう言って彼は肩を竦めた。

 水色のシャツに、濃茶のズボン。剣は持っているが、他の装備は特に見当たらない。

 不用心だ、とまじまじと見つめると、その視線が気になったのか、取り繕うように彼は言った。


「あ、いや、安全だと、聞いていたんだ」

「あー、入るとこ間違えちゃったんだねー。こっちはそこそこ危ない方」

「本当か?」

「ふむ……」


 そして、コテツがこれからどうするのか聞こうとしたその瞬間、彼の足もとの地面が盛り上がった気がした。

 瞬間、その場を睨み付けると、そこだけ魔力が活性化しているのが分かる。


「なんだ」


 その視線に気が付いたグンゼが慌ててその場から逃げる。


「んん? 変だなー。あそこまで砕けたゴーレムが動けるはずないんだけどねぇ」


 カーペンターの呟きを裏切るように土は盛り上がり、人型を作り出した。


「わお、かわいい」


 手のひらサイズのやけにコミカルなゴーレムである。


「どうする」


 コテツの言葉には如何様に処理するかというニュアンスが多分に含まれていた。

 選択肢など、踏み砕くか蹴り砕くか、叩き壊すか、切り潰すかくらいである。

 そして、その物騒な雰囲気を感じ取ったのか、足首ほどまでしかないゴーレムは慌てて両手を挙げて首を左右に振った。


「なんだ」

「敵意はない、ってことじゃないのか?」


 グンゼの言葉に、ゴーレムはすばやく首を縦に振る。


「おおっ、言葉が通じてる……! すごいなぁ、面白いなぁ、珍しいなぁ。こんな知能を持つなんて。どうしよう分解したら何か分かるかな」


 カーペンターは目を輝かせている。どうやら、これは珍しいケースのようだ。

 カーペンターを見て慌てて首を横に振るゴーレムだが、これはこれで始末に困った。


「敵意はない。殺さないでほしい、ということだな?」


 今度は、コテツの言葉にぶんぶんと首を振って頷く。


「判断は君に委ねるが」


 護衛対象の意思に任せる、とコテツはカーペンターを見た。

 その様を、ゴーレムは両手を組んで祈るように、実際は指がないので、両手を合わせてカーペンターを見上げる。


「ん、いいんじゃない? その大きさなら脅威にはならないっしょ」

「だそうだ」


 すると、嬉しげにゴーレムが両手を上げた。

 それで終わりかに見えたのだが、何故かゴーレムは、コテツの足もとをちょこまかと動き回ると、ズボンをよじ登り始めた。


「何のつもりだ」


 もちろん、答えはない。

 だが、とりあえず敵意はなさそうだ、ということで放置してみたら、ゴーレムはコテツの肩まで登り切り、そのまま肩に腰掛けた。


「……何がしたい」


 座ったまま、ぽん、とゴーレムは首に手を当てて来た。

 小さくなった分、細部に変化があったのか、肌触りは滑らかだった。


「一緒に来る気か」


 コテツが問うと、ゴーレムは頷いた。


「何故だ」


 そう問うと、ゴーレムは肩の上で立ち上がり、拳を放つモーションを行なった後、跳び上がって一回転し、肩の上に倒れた。

 肩の上で器用なことだ、と思うと同時にコテツはそれが先ほどの戦闘の内容だということが知れた。

 そして、ゴーレムは自らの胸を叩く。


「君もやりたいのか」


 ゴーレムは大きくうなずいた。


「……通じ合ってる!?」


 カーペンターが驚きの声を上げるが、コテツはそれを無視した。


「さて、先に進むか」

「あ、そのまま行くんだ」


 ゴーレムを肩に乗せたまま歩き出そうとするコテツ。それを追うカーペンター。

 そして、その二人に声をかける者が一人。


「ところで、僕は?」


 グンゼである。


「縁があれば、また会うこともあるだろう」

「あれ!? 合流とかそんな感じの流れだったよな!?」

「君とは連携が取れない。狭い坑道内では危険だ。では、先を急ぐ」

「待て! 待ってくれ! 頼む!」


 そうグンゼに言われたコテツは、無言でカーペンターを見た。

 護衛対象の意向に従うという意思表示だ。

 それを察したカーペンターが口を開いた。


「とりあえず帰ろっか」

「いいのか?」


 コテツの短い問いに、カーペンターはにへらと笑みを見せる。


「急ぎじゃないしね」

「待ってほしい。頼む僕が言うのもなんだが、奥に進むんじゃないのか?」

「言ったはずだ。連携の取れない君と奥に進むのは危険だ」

「……だが、どうしても奥に行きたいんだ」

「推奨できない。身の丈に合わない以上危険しかないぞ。間違えて入ったんじゃなかったのか?」

「く……」

「それとも事情があるのか?」


 問うコテツに、グンゼは若干の葛藤を見せたが、最終的には諦めることを選択した。


「いや……、すまない。言う通りだ。こんなところで死にかけるようじゃどちらにせよ、か……。」


 この軽装にこの反応。彼はただの冒険者ではないようだ。


(何か事情があるかもしれんが、それが分からなければ、手の出しようもない、か)


 その事情が犯罪につながる可能性もある。気軽に手を貸せるものでもなければ貸す義理もない。

 結果として、謎のゴーレムとグンゼを加え、コテツたちは来た道を引き返すことにした。


「グンゼ、君は俺の後ろに」

「僕も守られる側なんだな……」


 少しだけ悔しそうなグンゼだったがコテツは意に介さない。


「俺の剣や拳が当たってもいいなら前に出るのも止めないが」

「遠慮するよ」


 即答であった。

最近気が付くと翌日の朝に!

これは何かの陰謀……、すみません、ちゃんと更新します。

眼精疲労が激しいのでブルーライト軽減の眼鏡に変えてみたら意外と効いてる気がして調子がいいです。

……プラシーボかもしれません。というかPC用に度の低い眼鏡にしたからかも……?

効果のほどは色々言われている最近流行りのブルーライトカットですが、日中の仕事もPCなのでお守りくらいにはなるかもしれません。


以下、装甲やらの設定です。

巻末設定資料の一式魔導装甲やらなんやらはこんな感じの基準ということで。

それなりの分量なので興味のない人はスルーがオススメ!

一式魔導装甲


まだ、SHに鋼鉄の装甲が主流だったころ、魔力を通しやすい素材、レグタイトと他の金属を合金にすることで、軽く強靭な装甲が造れることが発覚。

以降、一息に一式魔導装甲がSHの主流となる。

他の鉱物などの含有量によって品質が変わる。




二式魔導装甲


一式魔導装甲のレグリニウム合金に一定の手順で魔力を流すと、靭性と剛性が増すことが発見される。

強度の強化は、流し込む魔力量によって変化するため、一時期、とにかく強大な魔力を流すことが装甲の強化につながると考えられた。

基本的に魔力量を多く流せば流すほどいいが、強度の上昇曲線は魔力が増えるに比例して緩やかになっていく。

魔力を通さなくなるため、魔術に強くなるともされていたが、まったく魔力を通さず威力を分散させることができないため、貫通力の高い一点集中型の一部の魔術には逆効果であると指摘された。

要するにレグタイトは鉄→酸化鉄のような感じで特性が変化する。。




三式魔導装甲


莫大な魔力を注ぎ、強固な装甲を造るという方向性だった装甲分野の研究だったが、逆に魔力を通す部位を不均一にし、魔力の経路を残すことで魔術の術式を刻み込むことに成功。

機体を起動し、魔力が流されると同時、魔術が起動する。

これにより装甲に施された魔術を行使可能となる。オーソドックスなのは硬質化と軽量化。SHが重量級か軽量級かで決まりやすい。

常に装甲に魔術が発動しており、魔力を持つため、魔術への抵抗が高いだけでなく、魔力の経路が残されているため、着弾時の敵弾の魔力が分散されるようになっている。

耐魔術性能は二式に比べ飛躍的に向上した。

単純物理的強度は二式より落ちてしまったが、二式の魔力による硬化も頭打ちとなってしまったため、三式で軽量化の魔術を施し、その分装甲に厚みを加えるなり、魔術で硬質化するなりした方が結果的に防御力は高くなった。

また、強度が二式より落ちるとは言っても、魔力量が一定を超えた時点で極端に強度の伸びが悪くなるので、大幅な差はなく、製作者の腕によっては完全上位互換になりうる。

しかしながら、装甲の製造を行なう魔術師、機工士の腕への依存が高く、製造コストが二式に比べ非常に高く付く上、装甲が破損した場合の修理にも機工士の腕を要求するため、ランニングコストも跳ね上がる。

機工士の作品とも言える装甲には、一つ一つに名前が付けられる。



順番に値段が上昇するので、一式、二式が主流。アインスは一式が基本、コックピット周りに限り二式を使用している。

一部のワンオフが三式。騎士団長クラスになると最高級品が使える。



そもそも魔術に対抗するには。

単純に耐える選択肢と魔術を構成する魔力を消去する選択肢の二択が存在する。

魔術には物理部分と、魔力部分が存在し、例えば、魔術の火球であれば、火球とそれを構成する魔力に分けられる。

飛来する火球から魔力を抜き取ってしまえば、火球は本当の意味でただの火の玉となる。

空中に浮いていた火はオイルの供給を止めたライターの様に消滅する。

水球であればまるで重力と慣性に従い、バケツでも横にして振ったかのような動きで地面を濡らす。

逆に言えば、潤沢な魔力があれば魔術は魔術であり続けようとする。

例えば、火球が装甲に着弾したとき、魔力がなければそれだけで終わりだが、魔力が残っていれば、着弾によって崩壊しようとする火球を、魔力は復元しようとする。魔力を注ぎ込み続ければ、目標を貫通するまで形を保ち、前進し続けることも可能(何らかの物体に衝突している状態だと、物理的に火球の形状など魔術が変形してしまうため、減衰著しく、復元し続けるには膨大な魔力が必要)。

ほとんど魔力を失った魔術の火球の直撃であれば、一瞬の衝撃と、普通の炎として燃え尽きて終わるが、発動時に大量の魔力を注ぎ込んでいれば、直撃した後も魔力による激しい運動エネルギーを持った火球が数秒間前進し続け、その間ダメージを与え続ける。そして、魔力が尽きた時点で空気中の酸素を使った通常の燃焼に移行し、燃え尽きる。


まったく魔力を通さない性質の二式は、魔術を受けた時、魔術に込められた魔力をどこにも逃がすことができないため、込められた魔力分のフルのダメージを受けることとなる。

三式は、魔力を纏うため、接触時に敵弾魔力に干渉、減衰。さらに細かく魔力経路が存在するため、魔力を通さない部分と魔力を通す部分の両方で受け止めることとなり、魔術に込められた魔力は、魔力経路に吸収、発散しつつ、魔力を通さない硬い部分で魔術を受け止めることができる。




機体保全システム


アルトの装甲周りの呼称。機体によって別の特性を示し、固有名を持つ。

単純に装甲と呼ばれないのは、装甲そのものは三式と同じ原理であるが、アルトはそれを更に一歩先へと進め、装甲と共に機体自身に魔術を刻み、装甲のみでなく、機体そのものを一つの術式として構成しているためである。

部品の一つ一つにまで執拗に魔術が刻まれたそれは、魔力を通して魔術を行使するどころか、機体そのものを魔術として成立させている。

SHであるとともに、魔術そのものとも言えるアルトは、魔術としてその場に発動し続けようとする性質を持つ。

即ち、機体が何らかの損傷を受けた場合、魔術としてのアルトはその存在を存続させるため、魔力を使用して、欠損した部分を復元しようとする。

魔術が復元されるということは、機体そのものが復元されるということでもある。

これが、アルトの再生能力のメカニズムとなる。

この、装甲を含めた機体全体の機構による機体の保護を機体保全システムと呼称する。



例えば火球の魔術を吹き飛ばそうとした時、大部分を吹き飛ばせば魔術は消滅するけれど、端を少し削ったくらいであれば、魔力を取り込んで勝手に復活する感じ。

それと同じようにアルトも復元される。




ジェネレータ


SHの心臓部。ここでエネルギー(魔力)魔力が生成され、機体全体に行き渡る。

原理としては、取り込んだ魔力素を圧縮・解放し増幅しているだけ。

ジェネレータに関しては基本的にハンドメイド。専門の機工士が製作する。

魔力素の変換効率などには機工士の腕がダイレクトに反映される。

また、ジェネレータによってさまざまな癖(瞬発力があるが、継続的に高出力を出すと出力が下がっていくなど)があり、最大出力、実際の戦闘で有効な使用可能魔力、よいコンディションで稼働できる時間、細かな癖などを熟知しているジェネレータ製作者が、機体そのもののデザイナーを務めることが多い。




人工筋肉


機体を動かす繊維。人間の筋肉の様に機体内部に配置され、魔力によって稼働する。

魔力を通すファイバーケーブルの集合体。

人体に近く構成されており、魔力の流れも非常に人体と似通う。

それにより、操縦者の放とうとした魔術・魔力を一度吸収し機体内を通してから発現させることでSHサイズの魔術に変換し放つことができる。

また、ジェネレータに操縦者の魔力を流し込むことで、全身の人工筋肉に操縦者の魔力を行き渡らせることが可能。

自身の魔力を機体に満たすということは、機体を自身の意思で浸すことに等しく、これにより機体の追従性が向上し、限定的であるが全体的に性能が上昇する。

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