125話 決意
「おかえりなさい、コテツ。あなたがどこかに行くと決まって事件が起きるのね」
にっこり笑って、アマルベルガはそう言った。
「すまん」
「ごめんなさい、冗談だから謝らなくていいわ。あんまりね、真面目に返されると発言のブーメランに、私が落ち込むから。どこかに行くと決まって事件が起きる国の親玉よ? 私」
「それもそうだな」
「……落ち込むわよ?」
「どうしろと」
執務室、恨みがましく見つめてくるアマルベルガから、コテツはさっと視線を逸らした。
「でも、あんまり無理はしないでね? 休暇中だったんだから。見捨てろとは言わないし、あなたのおかげで被害が減ったのは確かだけど、報告だけでも文句は言わないから」
「善処しよう」
前回の件に関しては、コテツ自身関わろうなどとは思っていなかったのである。アマルベルガの言うように報告だけで帰ろうと思ってはいたのだ。
しかし、多分こいつが犯人だ、とわかった上で放置するのは些かどうかと思った結果がこうだ。
結局の所、後悔はあまりしていない。得るものはあった。特にノエルとは、だ。
「あんまりやりすぎると、また休暇をあげるわよ?」
「……」
コテツは心中で渋い顔をした。
やはりやらなければよかったろうか。
「あなたにはお仕置きとかよりそっちの方が効きそうだし」
表情には一切出ていなかった心情だが、アマルベルガには見抜かれているような気がしてならない。
これ以上続けてもろくなことにならなさそうだったので、コテツは露骨に話題を逸らした。
「まぁ、しかし、良かったのか?」
「何が?」
「決めて実行したのは俺だが、些か強硬な手段だったのではないかと思う」
あまり、貴族に刺激を与えたくないのではなかったかと、コテツは考えたのだが。
「まぁ、あの状況ならね。改善が見込めないならそれも已む無しよ」
そう言って彼女はふと視線を外し、天井のあたりを見つめた。
「それに、ちょっと考えてることもあるしね」
「無理はするなよ」
「あなたに言われたくないわ」
間髪入れずににべもなくアマルベルガは返す。
「……そうか」
「あなたも無理しないなら素直に受け取るけどね」
「俺は無理をした記憶はないぞ」
「ああ、そう……」
呆れた半眼を受けて、居心地の悪さを感じつつも、コテツはアマルベルガを眺めた。
彼女は、そのまま机の上にだらしなく頭を乗せながらぞんざいに言い放つ。
「そうそう、ノエル攻略、おめでとう」
「祝福されているのかわからん物言いだな」
「お母さん、心配よ? いつかあなたが刺されるんじゃないかって」
「……誰が誰の母なんだ」
「実際刺されても文句は言えないわね。とりあえずキープってことなんでしょ? あざみも、ソフィアもノエルも。心情的には舐めんな、って感じなんじゃない?」
「……断っているつもりなんだがな」
「迷惑だ、死ね! くらい言ってあげればいいんじゃないかしら」
「今度試してみるべきか」
「やめて、本当に刺されるかもしれないから。私の発案だと知れたら私も刺されるから」
「死んでも口は割らんつもりだ」
「どうでもいいところで覚悟を見せないでちょうだい」
机の上から頭を離しながら、彼女は言う。
「心情は理解してあげるけど。彼女達の思いもね。ま、せめてその内、答えてあげて。いい答えにせよ、悪い答えにせよ。待ってくれてる以上はね」
「覚えておく」
「ただし、告白されてキープしてる最低男という自覚はもっておきなさい」
「……ああ」
「悲劇のヒーロー気分には浸らせないわよ。というかアルベールに呪い殺されても知らないわよ」
「肝に銘じておこう」
アルベールの恨めし気な視線はあまりにも簡単に想像できた。
「ところでコテツ。ついでに、聞いておきたいんだけど。もしも、もし仮に、エーポスの三人以外にあなたのことを好きな女の子が、数人いたらどうする?」
「想像が付かんな」
「例えば、クラリッサとシャルロッテとエリナ、シャロン、リーゼロッテに同時に好かれてたら?」
「……死ぬな」
精神的に、と言うべきかなんというか。胃に穴が開きそうである。三人の時点で既に限界というか、限界を超えているのだ。
アマルベルガは、苦笑していた。
「あぁ……、そう。大変ね。まぁ、例えばの話だから」
そう言ってアマルベルガは、優しく微笑んでいた。
「まあ、愚痴ぐらいは聞いてあげるから、ね。頑張りなさい」
「頼む」
(まぁ、アレよねぇ。自分達が告白してないのが悪いんだから、私の口から伝える義理はないわよね)
他の者たちの好意を、例えばの話で終わらせたことについて、アマルベルガはそのように感想を漏らす。
コテツが去った扉を見つめながら、アマルベルガはぼんやりとしていた。
(私の知る限り、エーポスの三人と、クラリッサは完全にアウト、シャルロッテはまだそうでもなさそうね。リーゼロッテは……、どうなのかしら。好感は持っているみたいだけど、亜人って部分を負い目にもしてそうだし、わからないわね。エリナは、子供の憧れ半分だと思うけど今後はどうかしら。シャロンは完全にもうだめね。アウト)
そんなことを考えながら、不意に彼女は自嘲気味に笑った。
「私はどうなのかしらね……」
人のことを分析している場合なのかどうか、彼女のどこかが問いかけてきた。
(ないない、あんな唐変木の朴念仁。仕事はちょっとできてSHに乗れば最高だけど、それ以外に本気で役に立たなさそうだし、ありえない……、とは言い切れないのよねぇ……)
困ったように、溜息を吐いた。
(……かといって、あの三人の中に割って入るバイタリティもないし。あざみみたいに、あそこまで馬鹿になるのは恥ずかしいし、たまに執務室に呼んでちょっぴりいい雰囲気なったりとか、現状維持でいいかしら……)
頬杖をついて、本当に参ったように二度目の溜息。
(なんて、恥ずかしいったらないわ、ああもう……)
落ち着きなく、彼女はそのまま机に突っ伏した。
(バカみたいだわ。クラリッサを笑えない……、いえ、まだ、アレよりはマシだと思いたいのだけれども……)
そのまま顔を横に向けると、積み上がった書類が見えた。
(何格好つけて理解者ぶってるのよ私。確かに距離感は近いけど! っていうかアレの何がいいのかしら……。我ながら意味不明だわ)
そして、三度目の溜息。
(なのに、資料室で歴代の王族の結婚歴調べて、エトランジェと結婚した王族がいないか調べてみたり……、恥ずかしい)
そのまま、目を瞑ったところで、ノックの音が耳に届いて、彼女は慌てて上体を起こした。
「アマルベルガ様、お茶をお持ちしましたが」
「え、ええ。入っていいわ」
「失礼いたします」
そう言って入ってきたのは、メイド長だ。
「また、ご自分で淹れられたのですか?」
彼女は、アマルベルガの机の上に置かれたコーヒーカップを見て呟いた。
「ええ、ごめんね。でもちょうどなくなったところだからいただくわ」
「言ってくだされば淹れますのに。最近は夜だけでなく昼も淹れるようになって……、私のお茶は、お嫌いですか?」
「いえ、そうじゃないのよ。ただ、ちょっとね」
言葉を濁すと、目ざとく彼女は二つコーヒーカップがあるのを見つけてくれた。
「来客ですか?」
あっさりと気付かれてどきりとする。
「コテツ様でしょうか?」
口から心臓が飛び出そうになる。
「……どうしてそう思うのかしらね」
平静を装って、アマルベルガは言う。
「アマルベルガ様は、他の方ならばメイドに頼むでしょう?」
「そ、そうかしら?」
「アマルベルガ様が自らコーヒーを淹れるほどの気安い相手など、コテツ様しかいませんでしょう」
全くの図星である。
「他の方に対し、私達の正式なお茶を出すのは、敬意の現れ。コテツ様に対し、手ずからコーヒーを出すのは、親愛の現れかと」
冷静に分析されて、頬が熱くなる。
別に美味しいわけでもないコーヒーでも、自分で淹れて、飲ませたい。その通りである。
黙っていると、メイド長はぽつりと呟いた。
「確かに、素敵な方ですから。気持ちは痛いほどわかります」
「……え」
なにか、爆弾発言を聞いた気がして、アマルベルガは目を丸くした。
「あなたって、男が苦手よね?」
「失礼いたします」
「ちょ、待ちなさ……」
さっと立ち去るメイド長の背を、追うことは叶わなかった。
「主様、主様、見てください」
ちょいちょいと、ノエルに肩を突かれて、コテツは振り向く。
「……なんだ?」
振り向いて、絶句。
「どうですか?」
「可及的速やかに降ろせ」
そこにいたノエルは、なぜかスカートをたくし上げていた。
見えそう、どころか、完全に見えてしまっている。白い布が。
コテツが言えば、彼女は素直にスカートを降ろしてくれたのだが。
「なるほど、スカートは不要、ということですか」
「待て」
スカートのホックに手をやるノエルを、コテツは慌てて止めることとなった。
「なんでしょう」
「そのままゆっくりとスカートから手を離せ」
「はい」
言われるがまま、彼女は手を離す。
「それでいい」
「わかりました。ところで、どうでしたか?」
「どう、とは」
「性的興奮を覚えましたか?」
「……君の物言いはストレート過ぎないか?」
「詳しく聞かれましたので」
コテツは、無表情ながら、自信満々のノエルに問う。
「どういう意図があるんだ」
「とあるメイドが、男性はパンツを見せると喜ぶと」
「よし、そのメイドの元に案内しろ」
「わかりました」
素直に頷き、ノエルはコテツを先導する。
「そのメイドの名前は何と言うんだ?」
「ヨハンナです」
「そうか」
そして、階段を上り、廊下を歩き、二人は、一人の窓を拭くメイドを発見した。
「彼女です」
「君がヨハンナか?」
コテツが声をかけると、メイドが振り向く。
「はい、そうですよー。かわいいかわいいヨハンナちゃんです」
「そうか」
くるりと振り向いたヨハンナが肯定すると同時。
「って、エトランジェ様? へ?、ぬわぁああ、いたたたたた、なに? なに? どういうことこれ、ちょ、待って待ってなんか出る、生まれる生まれる、ギブギブギブ。助けてぇええ……」
コテツ、無言のアイアンクロー。
ぺちぺちとコテツの腕が叩かれ、やがてコテツは力を抜いた。
「一体何が……、私何もしてないのに……。もしかして、これはエトランジェ様の……、愛……!?」
「ノエルに妙なことを教えているのは君だな?」
「……」
一瞬の沈黙の後。
「てへっ!」
浮かぶいい笑顔。
「ちょ、浮いた浮いた浮いた、足浮いてる、地に足付かない、取れる取れるぽろっていくぅ!」
アイアンクロー再び。
「おぉん、目覚める目覚める、新しい何かに目覚めちゃうからぁ!」
ヨハンナの足が爪先から地面につき、ゆっくりと降ろされ、コテツの手が離れた。
「ヨハンナ」
「は、はいっ、なんでしょう」
はたしていきなりアイアンクローを放ってくる男に怯えているのか、エトランジェに緊張しているのか、両方か。
「あまりノエルに妙なことを教えてくれるな。困る」
「え、は、い。っていうか、ノエルちゃんの好きな人って……」
「マイダーリンです」
「違います」
思わず丁寧語で否定するコテツ。
「えぇ!? ノエルちゃんの好きな人がエトランジェ様だなんて! すごぉーい! あ、でも、ターニャちゃんと恋のバトルが……」
聞いちゃいない。
「既に二人の姉と骨肉の争いです。問題ありません」
「……ぉおう。エトランジェ様ってモテるんだねぇ」
「はい」
既に二人の世界、と言うか謎のヨハンナ空間が展開されている。
「仲がいいのだな」
「はいっ! 私とノエルちゃんは仲良しさんです! ねーっ!」
「ねー」
笑顔で言うヨハンナと、無表情に平坦な声で言うノエル。
「……仲がいいのだな?」
「あれっ、自信無くなってる! 仲良いよ! ホントだよ!」
ノエルの手を掴み、ぶんぶん振るヨハンナ。
「くぅーっ、それにしたって、ノエルちゃんの好きな人がエトランジェ様だったなんて。これは手強いよ! お姉さんが全力でお手伝いするからね! 頑張って助言しちゃう!!」
「助かります」
「……それをやめてくれと言っているのだが」
「それは酷ってもんですぜエトランジェ様! 右も左も分からない純情可憐なノエルちゃんに何も手を貸すななんて!」
「せめて常識的な範囲で頼む」
譲歩して、コテツは言ったのだが。
「なるほど! スレスレギリギリで攻めろってことですね、わかりますッ!」
そんな彼女の頭に、無言でコテツは手を伸ばす。
しかし、彼女はさっと頭を後ろに下げてソレをかわした。
「何度も大人しく食らうと思ったら大間違いですよ!」
「そうか。では打撃に切り替える。残念だ」
言うと、彼女は頭を差し出してきた。
「どうぞ」
「素直だな」
「だってアレじゃないですか。私が腹パンされてゲロぶちまけるのは誰得ですか。絨毯にぶちまけたらメイド長に怒られますよ」
「色々と言いたいことはあるが、もう少し物言いを考えたらどうだ」
「それにホラ、もっと腹パンが似合いそうな人いますって。新入りのシャロンちゃんとかどうです? そんな顔してません?」
「既に一度やっている」
「もうやってた! どういう流れで!?」
「いや、色々あって肋骨ごと、少しな」
「少しなじゃないですよねぇ!」
「彼女には悪いことをした」
「はい! 謝ったげてください!!」
この間、アイアンクローで彼女はずっと地面から足を離したままである。
コテツの手からぶら下がるヨハンナは城の廊下で非常に異彩を放っていた。
「しかし、君は随分タフだな」
「実はこれはエトランジェ様の愛だと思えばこの痛みも快感に、うひひひひひ。あ、ちょ、痛い、手加減されてた、今まで手加減されてた私。エトランジェ様の優しさに甘えてた! ぐげげ、やばい、女として終わってる声出てる。形変わる形変わる。星が見えてきましたエトランジェ様。ホワイトブリムから、光が逆流する……!?」
手が離れて、彼女の足が地面へと戻る。
「君も大概だな」
「メイドですから! でも、頭の形変わるかと思いました。バカになったら責任取ってくださいね!」
「その必要はなさそうだが」
「元からバカって言われた! ノエルちゃーん、慰めてぇ!」
ヨハンナは、そのままノエルに抱きつく。
ノエルは、直立不動でソレを受けた。
「安心してください。あなたは馬鹿です」
「ぬわあああ! そうです、私がバカです!!」
ひとりでに膝をつき、仰け反りながら頭を抱えるヨハンナ。
「衛生兵を呼ぶか」
「シャロンちゃーーん!! エトランジェ様が腹パンしたいってぇえええ!!」
「どこに向かって何を叫んでいる」
「……え? そうなの……? コテツ君。あたしのおなか、殴りたいの?」
「……居たのか」
ショックを受けた様子で現れたのはシャロンである。
はたきを持って歩いていた姿を見るに、通りすがりなのだろう。
しかし、コテツには理解できないことに、彼女は何故か頬を赤く染める。
「いいよ、コテツ君なら。でも……、できれば優しくして欲しいかなぁ」
「脱ぐな」
エプロンを取って、プチプチと下からボタンを外していくシャロンをコテツは止めた。
白い腹が外れかけたボタンからちらりと見える。
「仕事に戻ってくれ」
コテツは情け容赦なく言い放った。
「え、酷くない?」
「誰かぁあああ! エトランジェ様がシャロンちゃんの事弄んだぁ!」
思わず無表情で呟くシャロンと、それを見て叫ぶヨハンナ。
これ以上大きな騒ぎにならなければいいが、とコテツは祈る。
「……コテツ様、エトランジェ様とは言えど、そのような非道な行為は」
この世に祈るべき神など居ない。
颯爽と現れたのは、メイド長である。
メイド長はコテツの前に立って、苦々しげな表情を作った。
その距離は、何故か近い。
「収拾が付かんぞ……」
「私の事も弄んでください、主様」
「人聞きが悪いぞノエル。……いや、既に弄んでるようなものか」
「エトランジェ様がノエルちゃんも弄んでるぅうう!!」
ヨハンナの叫びに反応し、メイド長はコテツに詰め寄り、コテツは仰け反り、メイド長は更にぐいぐいと前へ。
立ち尽くすコテツに、メイド長は私情を捨てた苦言を呈する。
「どうか自らを律してください。溜まっているというのでしたら、私を使ってくだされば……」
いや、私情に塗れていた。
「私も弄ばれたぁああああ!」
「嘘はいけませんねヨハンナ。罰として窓拭き追加です」
「私だけ扱い酷い」
しかしてこの状況、どうしてくれよう。
あまりにも混沌としてしまった状況にコテツが頭を悩ませつつ立ち尽くしていた、その時。
『聞こえる?』
不意に、辺りに声が響いた。
声の主の姿はない。まるで空間に直接響くような声。
その声を、そこにいる皆が知っていた。
「アマルベルガ様……?」
全員の気持ちを代弁して、メイド長が呟く。
『これは、この国に張り巡らされた術式を利用して、この国の全域に放送しているわ』
どうやら、聞こえているのはここだけではないらしい。
廊下の窓から外を見れば、メイドや訓練中の騎士達も動きを止め、声を聴いているようだった。
『父の代にも使ってるから、聞いたことのある人はいるでしょう。そういう時は総じて、重大な用件だったはずだわ』
(何をする気だ……?)
周囲の人間含め、全てが固唾を飲み、様子を見る中、彼女は言う。
『いいかしら。一度しか言わないからよく聞きなさい』
アマルベルガの、強く力の篭った声で。
『これより一月後に、私の、戴冠式を執り行います――』
なるほど、コレが彼女の考えていたことか、と合点がいった。
『これにより、私は正式に女王となり、この国を率いる事となるわ。そして――』
この状況で、強引に地盤を固めるつもりだろう。
『これは宣戦布告でもある。各国でテロ行為を続ける賊がいれば、聞きなさい。邪魔したいならすればいいわ』
どこまでも強気に、彼女は言った。
『その時は、私の騎士が相手になります。その気があるなら……、来てみなさい』
本当に、このタイミングで良かったのか、問題は無いのか。
しかし、賽は投げられたといったところか。
もう撤回できない。
(俺は俺のすべき事をするだけか)
アマルベルガが考えて、決めたことだ。
コテツはコテツにできることをするしかない。
こうして、長い一ヶ月は始まったのだった。
お久しぶりです。ご心配お掛けしてます、兄二です。
生きてます。
いつの間にか体調を崩して仕事を辞めたり仕事が変わったりしましたが私は元気です。
ちまちまと俺賽含めて書いてはいます。
実はインターラプト自体は随分前に書き終えていたりして。
ただ、11に繋がる内容なので、11完成前にあんまり放流できない感じだったのですが、11が完成しつつあるので問題なさそうな125話フライング。
まあ、色々と順調な感じだと思います。
11がテキストファイルで160kb越えて尚終わる気配を見せないのを除けば。
ということで申し訳ありませんがもう少々お待ちください。