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僕は価値ある人間ではなかった

ー反転するビル

ー加速していく落下速度

むしろ心地良く、顔が緩む。そして、数秒間のうちにグシャとした音と共に僕の頭や腕、足などが地面についた。僕は死んだ。これまでにないほどの歓喜が僕のありえない向きに曲がった腕や足を包み込むんだ。心なしか白い光が包み込んでるように見えた。いや…見えたじゃない本当に白い光が僕の体を包み込み、空から、笑顔の女の子が降りてきている。綺麗な赤髪を後ろで乱雑に束ねて、フリル多めの白い服を纏った女の子だった。背中には翼が生えていて天使かと思ったが黒い翼であるため悪魔や怪物の類いかもしれない。女の子は僕の顔を見るなり無邪気な声で言った、

「君は死ぬ価値のない人間なんだから、簡単に死ねると思うなよ。ほら!起きた起きた!!!!」

と急に僕の顔をぺちぺち叩き始めた。ずっと叩いてくるので、やめてほしいと思い腕を伸ばし女の子の手を掴んだ。

「おっ!生き返った??」

ニコニコしながら女の子は言った。僕は違和感の正体に数秒後、気付いた。手が元に戻っている!曲がってないし、動かしても痛くない!手以外も、足も首も元の向きになっており、それは、死ぬ前の形であった。

初投稿です。拙いですがよろしくお願いしますm(._.)m酷評されると私のガラスのハートが死んでしまうので、あまり酷いことは言わないでください…

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